第507話 惑星ウナバラ

 アオイ:クラフトワームを追って3番目の惑星に着いたアリスさん達。そこは漁業が盛んな惑星ウナバラでした。それにしても、星の8割以上が海のこの星にクラフトワームは通過出来るのでしょうか?


 魔界時間9:50 惑星ウナバラ次元空港


 アリス:着いたー!ここが惑星ウナバラだね♪


 ぽてと:ほわ〜、どこ見ても海が広がってるっす〜♪


 千夜:ここ惑星ウナバラは漁業が盛んな星で、人口の大半が人魚族とサハギン族で構成されており、漁業・造船超大国シャークハルト共和国の次元空間国境にもなっております。


 ヴィオラ:という事はこの星の宙域の空間を超えた先がシャークハルト共和国なのですね。


 千夜:その通りです。陛下が国土争奪戦争で勝利した後、仲の悪かったあのお2人が喧嘩をしない事を条件にしてくれたお陰でシャークハルト共和国製の漁船がお手頃な値段で購入出来る様になってこの星の人達も陛下に感謝していますよ♪


 ぽてと:泳ぎたいっす〜♪


 千夜:駄目よ〜。ぽてとちゃんの体重だとすぐに沈むし、それにこの辺は15兆5600億mと魔界宇宙第3位の水深だから落ちると2度と上がって来られないよ〜。


 ぽてと:やめとくっす。


『惑星ウナバラ中枢 アマサン大陸漁業組合』


 千夜:着きました、ここがこの星唯一の大陸のアマサン大陸。彼処に見えるのがこの星全ての漁業を取り仕切っている漁業組合です。


 ヴィオラ:彼処に5大組合長の1人が居られるのですね。


 千夜:はい、人魚族のカミラさんです。


 アリス:人魚族かぁ、綺麗な人なんだろうなぁ♪


 漁業組合の事務所に入るアリス達


 千夜:彼処に居るのがカミラさんです。


 ヴィオラ:なんだか三国志武将の名前の某爆乳美少女格闘アニメとかに出てくるクールな長髪の娘っぽいですね。


 アリス:ヴィオラ姐さん今度は一○当千読んだでしょう。


 ヴィオラ:似てなくないですか?


 アリス:いや、似てるけど。


 千夜に気付くカミラ


 カミラ:おっ!千夜じゃないか♪そうか、今年は千夜の番だったな。


 アオイ:この関○さんに似た方はカミラ・ロックナートさん。人魚族で漁業組合の組合長です・・・声とかホント、似てますね。


 アリス:アオイさんも読んでるでしょ。


 アオイ:はい、学生時代に従姉妹いとこの家で読みました。 


 眼鏡の事務員がカミラに話しかける


 ???:関さ・・・じゃなかった!カミラさん。


 カミラ:カタリナか、どうした?


 カタリナ:シャークハルト共和国の造船会社から見積もりが届きました〜。


 アオイ:この方は劉○・・・失礼しました!あまりにも似てたものですから。事務員のカタリナ・フォントさん、この方も人魚族です。


 ヴィオラ:劉○


 アリス:ヴィオラ姐さん・・・


 千夜:カミラさん、早速視察の方を。


 カミラ:ああ、そうだな。私は今日中にこの見積もりに目を通して返事をしないといけないから案内はカタリナにさせよう。カタリナ、頼めるか?


 カタリナ:は〜い、それではご案内しま〜す♪


 次回へ続く・・・







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