第413話VSポリスティア合衆国(後編)
魔界時間11:00 フローズダスト連邦大統領官邸
官邸職員:だ、大統領閣下!チャーチル様が・・・チャーチル様が!
クラウドの前に現れる金髪の美女
クラウド:なっ⁉︎き、君は・・・え?チャーチルなのか?
同時刻 デカチョウ平野
薫:アリス、お前何したんだ!
アリス:いや〜、チャーチルさんが
薫:食あたり治った代償に女になるって・・・
アリス:クラウドさん、チャーチルさんお願い出来ますか?
クラウド:まぁ、本人が大丈夫って言うからこちらとしては異論はないが・・・
シルフィード王国陣営壇上に転移するチャーチル
チャーチル:久し振りだな、アドルフ♪
ポリスティア合衆国陣営
ゾワッ!
ヒトラーに悪寒が走る
ダニエル:どうした?
ヒトラー:この背筋の凍るような感覚・・・お前まさか・・・チャーチルなのか⁉︎
チャーチル:そうだ♪
武崎アナ:おーーーっとぉ!ここで英雄系偉人、ウィンストン・チャーチルの登場だーーー‼︎
風間博士:チャーチルはイギリスの元首相で『ヒトラーの天敵』と呼ばれた人物です。それは同時にヒトラーの特殊スキルを打ち消す能力持つ偉人ですよ。
チャーチルの特殊効果で打ち消し全員正気に戻る
アリス:さ、どうします?
ダニエル:クッ!まさかフローズンダスト連邦と同盟を結んでいたとは!大丈夫か?アドルフ。
燃え尽きるヒトラー
薫:よし!ここで一気にたたみかけるぞ!
ダニエル:・・・・・その必要はない。
アリス:参戦予定だった
ダニエル:その通り、万が一アドルフの特殊スキルが失敗した時は降伏するつもりだった。
アリス:残ったのは良心ランクSSS、初代FBI長官ジョン・エドガー・フーヴァーさんでしょ?
薫:対してこちらは良心ランクUR級の聖母マリアとその母親アンナ。この2人で偉人連鎖されたらもう勝ち目はないか。
ダニエル:シルフィード王国の情報網は我が国を凌ぐと聞いていたがまさかこれほどとは・・・完敗だ♪
審判:今の発言、降伏とみて宜しいですね?
ダニエル:ああ。
中央の国旗を下ろし白旗が上がる
審判:ポリスティア合衆国側の降伏を確認、これにより戦勝国をシルフィード王国とします!
両国観客席から大きな歓声が上がる
審判:それでは両国魔王前へ!
中央壇上に上がるアリスとダニエル
ダニエル:見事な采配だった♪
アリス:チャーチルさんが間に合ってくれたお陰ですよ♪
審判:それではダニエル・ハザード大統領閣下、エリアフラッグとケーシチョウ州知事クリス・チョーカン嬢の授与を。
アリスに戦利品を授与するダニエル
クリス:
アリス:お嫁に来るんじゃないんだから。
ダニエル:似たようなものだろう♪
OHNテレビ特設スタジオ
スタッフロールが流れる
司会:ヒトラーの特殊スキルを見事打ち破り勝利したシルフィード王国、果たしてかつての旧クラウント王国領を全て取り戻せるのでしょうか?それでは皆さん、また次の戦場でお会いしましょう♪
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