第374話もぐもぐツアーズInポリスティア

 アオイ:待ってました!私、この回が1番好きです♡・・・ん?タイトルが変わってる?


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 アオイ:え?『前章で1人増えて更に今回1人増えるので3ロリでは無くなります。なので今回からこのタイトルでいく』ですか?果たして新たに来るもぐもぐガールズの新メンバーとは?それでは374話スタートです♪


 魔界時間10:00 合衆国首都ジャスティアス次元国際空港 国外線到着ゲート


 ドナルド:ようやく着いたでヤンス♪


 アオイ:こちらの方は精霊学の魔界宇宙的権威、ドナルド・ローエン博士。種族はケットシーです。


 ドナルド:父さんちょっと電話するでヤンスからちょっと待っててほしいでヤンス。


 猫又族の女の子:・・・・・・・


 ドナルド:あ〜、私でヤンス。今着いたでヤンスよ・・・そう、到着ゲート。


 猫又族の女の子:は〜いでにゃんす〜♪


 アオイ:ワンテンポ遅れてお返事するこの子はミオ・ローエンちゃん。猫又族の女の子で30歳(人界年齢換算3歳)ののんびり屋さんです♪


 ドナルド:ん?ああ、ミオが返事しただけでヤンスよ。・・・え?予定が変わって今日迎えに来れるようになった?それは有り難いでヤンス。


 ミオ:ん〜?・・・・くんくん・・・・くんくん・・・ひのきのおふろみたいなにおいがするでにゃんす〜♡


 ドナルド:到着ゲートの待合室でヤンスか?


 ミオ:くんくんくん・・・・・くんくん・・・こっちでにゃんす〜♪


 匂いのする方へ走っていくミオ


 ドナルド:これからお友達と迎えに来るらしいから待ってるでヤンスって、ミオ?あちゃ〜。まぁた居なくなったでヤンス・・・ん?この匂い・・・ああ、あの子この匂いのする方に行ったでヤンスね。


 木の子族の女の子?:容疑者を捕らえたんですか?・・・ええ。わかりました。・・・ふぅ、急に非番になったわね・・・ん?


 ミオ:ん〜、いいにおいでにゃんす〜♡


 木の子族の女の子?:あなた何処から来たの?


 ミオ:ん〜?


 木の子族の女の子?:えっと。


 ミオ:・・・・あっちでにゃんす〜♪


 木の子族の女の子?:あっちね。私はマチハ、マチハ・シャルル。あなたのお名前は?


 アオイ:この方はマチハ・シャルルさん。種族は植物タイプの妖怪木の子族。小学生くらいの女の子に見えますが、これでもれっきとした成人の女性なのです。彼女の種族はこの容姿から児童誘拐・売春の囮や潜入捜査等で活躍しています。


 ミオ:ミオは〜、ミオでにゃんす〜♪


 マチハ:えっと、下のお名前じゃなくて苗字を教えてくれるかな。


 ミオ:ん〜?


 マチハ:う〜ん。かなりのんびり屋さんの子ね。


 本庁と通話するマチハ


 マチハ:私です。迷子を保護しました。猫又族の女の子でミオちゃん。到着ロビーにいるところを見ると今日入国したか、お迎えに来た子だと思うのですが・・・


 ミオ:ミオ・ローエンでにゃんす♪


 マチハ:え?ちょっと待ってください!あなたミオ・ローエンっていうの?もしかしてお父さんは精霊学の魔界宇宙的権威のドナルド・ローエン博士?


 ミオ:・・・・・・・


 マチハ:えっと。


 ドナルド:あ!やっぱりこんな所にいたでヤンスね。


 ミオ:ドナルドは〜、ミオのとおしゃまでにゃんす〜♪


 ドナルド:この子のんびりしてるから大変だったでしょう?


 マチハ:あ、いえ。いろんなタイプの子を見てきたので大丈夫ですよ♪それより精霊学の魔界宇宙的権威であるローエン博士にお会い出来て光栄です♪


 ドナルド:君は木の子族でヤンスね。どちらかといえば妖怪というより木の精霊に近い存在で、その感じだと・・・成人でヤンスね?


 マチハ:流石です♪


 ドナルド:ミオ、この人ミオが思ってるよりずっとお姉さんなのでヤンスよ♪


 ミオ:・・・・・


 ドナルド:あ、リアクションに時間かかるからちょっと待っててほしいでヤンス。


 マチハ:は、はぁ。


 ミシェル:ちわ〜っス!お迎えに来たっスよ〜♪


 ちびっ子達:ちわ〜っス♪


 ドナルド:お、来たでヤンスね♪


 ミオ:え〜!おねえしゃんでにゃんすか〜⁉︎


 マチハ:今頃⁉︎


 ドナルド:今日からよろしく頼むでヤンス。


 ミシェル:お任せっス♪


 ドナルド:魔界宇宙第2位の警備保障会社『レイブンセキュリティ社』の社長に預けるほど安心出来るものはないでヤンス♪ミオ、今日から父さんはお仕事でヤンスから、このお姉ちゃんの言う事をちゃんと聞くでヤンスよ?


 ミオ:・・・・


 ミオの肩をポンポン叩く雛


 雛:おへんじは?とおしゃまよんでましゅえ〜。


 ミオ:はいでにゃんす〜♪


 ドナルド:幼馴染の雛ちゃんもいるなら安心でヤンスね。この子は私と嫁さん以外でミオの扱いが1番上手いでヤンスから♪


 ミシェル:では責任持ってお預りさせてもらうっス♪


 ドナルド:では行ってくるでヤンスよ。


 ちびっ子達:行ってらっしゃ〜い♪


 ミシェル:さて、そろそろいい時間っスね。マチハさん、この後予定あるっスか?


 マチハ:いえ、非番ですが。


 ミシェル:じゃあお昼一緒にどうっスか?この子達もお腹空かせてるみたいっスから。


 ちびっ子達:ご・は・ん!ご・は・ん!


 ミシェル:ほらこの通り。それにリタちゃん良心ランクSSSの人間っスからタダで食べ放題っスよ♪


 マチハ:ではお言葉に甘えて♪


 10分後 首都メインストリート飲食街


 ミシェル:警察の国だけあって直ぐに現場に向かえるのに適した軽食屋が多いっスね。食べ盛りのこの子達じゃちょっと物足りないっス。


 ちびっ子達:たりないっス。


 老婆?:おや、食べる所お探しかい?


 杏:マリアンヌおねえしゃん。


 変身魔法を解くマリアンヌ


 マリアンヌ:秒でバレた。


 アオイ:この方はこの子達をもぐもぐガールズと命名し、プロデュースしてネットにアップした大貴族のマリアンヌ・ベルゼブブ公爵様。


 ミシェル:毎回回を増す度に変身魔法のクオリティが上がっていくっスね。


 マリアンヌ:オススメはあそこ♪


刑事亭でかてい』を指すマリアンヌ


 マチハ:あ〜、今この国で人気の『刑事飯』を出す店ですよね。


 マチハをジッと見つめる雛


 マチハ:ん?


 雛:とまりぎにちょうどよさそうやわぁ♡


 マチハ:やめてね。


 ミシェル:と、兎に角お店に入るっスよ。


 店員:いらっしゃいませ〜!7名様ですか?


 ミシェル:はいっス。


 店員:ではこちらのテーブル席へどうぞ♪


 マリアンヌ:店員さん。


 店員:これは、ベルゼブブ公爵様!


 マリアンヌ:『例のあの部屋』へ案内してくださる?


 ミシェル:やっぱこの店にもあるんスね『ベルゼコレクション』


 店員:お言葉ですが公爵閣下、ベルゼコレクションは公爵閣下専用で・・・


 マリアンヌ:私が良いと言ってるの。


 店員:か、畏まりました!店長、ベルゼコレクション入りま〜す!


『ベルゼコレクション専用ルーム』


 店主:お待たせしました。これが当店のベルゼコレクション『プリズンカツ丼』でございます。


 ミシェル:このカツ丼のカツってまさか・・・カールトン?


 店主:ええ、魔界宇宙三大珍味『カールトン』の肉をほぼ無加工に近い状態で調理しています。


 ミシェル:ざっと見て人界の北アメリカ大陸と同じ大きさっス。大き過ぎて器の奥が見えねえっス。


 マチハ:まさかこれを⁉︎


 ミシェル:5人揃えばこれくらいペロリっス。


 杏:レッドです!


 小雪:ブルーだべ!


 リタ:ピンク〜♪


 雛:グリーンどしゅ〜♪


 ミオ:イエローでにゃんす〜♪


 杏:5にんそろって〜・・・


 ちびっ子達:もぐもぐファイブ!


 ちゅど〜ん!


 ミシェル:とうとう戦隊モノになったっス。


 マチハ:アッハハ。


 30分後・・・


 ちびっ子達:ごちそうさまでした!


 ミシェル:そしていつものように完食っと。


 マチハ:・・・・・・・


 マリアンヌ:もぐもぐファイブ・・・良い♡







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