第361話輩と幼女達

 アオイ:もぐもぐガールズの下に続々と集まるヴァルキリーシングルナンバーズ。このまま残りの4体も集うのでしょうか?


 魔界時間13:00 トワイライト島メインストリート ココヤシ広場


 ミシェル:ひ〜、ふ〜、み〜、よ〜。アリスさんトコのシキさんを加えて5体っスか。


 杏:こゆきちゃんのけんカッコいいです♪


 リタ:エクスカリバーでしょ?


 小雪:うん!オラのけんだべ♪


 雛:カッコええどしゅなぁ♪


 ミシェル:エクスカリバーなんて教科書でしか見た事ないっスから、こうして現物見るのは生まれて初めてっス。


 小雪:オラに合わせてちっちゃくなったんだべ♪


 ブンブン振り回す小雪


 ミシェル:あー!そんなに振っちゃ危ないっスよ!ちっちゃくても本物のエクスカリバーなんっスから。


 尽聖組長:まったく!あんなトコで冥王ハデスが出てくるなんて反則だろうが!


 聖飴:そうっすよね!


 尽聖組長:あ!あのガキ共!


 聖飴:ビバロン王国の時といい、リンネ島の時といい、あのガキ共に関わるとロクな事ないっすよね!


 尽聖組長:幸いハデスはいない♪


 聖飴:ここでガツンとシメてやりましょうぜ♪


 杏達の前に現れる2人


 尽聖組長:おうおう!いつぞやはよくもやってくれたな!


 聖飴:くれたな!


 尽聖組長:お前等のせいであの後大変だったんだぞ!


 聖飴:だったんだぞ!


 尽聖組長:冥王ハデスにコテンパンにやられて幻龍会の連中も全滅するわ・・・


 聖飴:サツに追っかけ回されるわで大変だったんだぞ!


 小雪:おめぇたち・・・・・だれだべ?


 尽聖組長:お前等!ビバロン王国とリンネ島で2度も会ってるだろうが!


 聖飴:オヤジ!ここは俺がこのガキ共にビシッと世間の厳しさってモンを身体に教えてやりますよ♪


 小雪:オメエらみたいなわるモンはオラがこのエクスカリバーでやっつけてやるべ!


 尽聖組長:ハハハ!こんなオモチャがエクスカリバーだとよ♪


 聖飴:やれるモンならやってみ?ホレホレ♪


 尻尾を小雪に向けて振る聖飴


 小雪:えいや。


 ・・・サク


 聖飴:イッデーーーッ!メチャクチャ痛え!


 尽聖組長:おいおい、演技上手いな♪


 尽聖組長の背後へ歩く小雪


 小雪:ちょいや。


 ・・・サク


 尽聖組長:うおーーー!イッデーーーッ!


 聖飴:こんの!あったまきた!


 距離を取り光弾を投げようとする聖飴


 聖飴:光属性の龍神ナメんなよ!


 武崎アナ:さあ、聖飴選手、振りかぶって・・・投げた!


 小雪:うけてたつべ!ボールは、よぉ〜くみて〜・・・


 ※ボールじゃありません


 小雪に徐々に迫る光弾


 小雪:コシをおとしてしっかりかまえて・・・


 小雪の目前にくる光弾


 武崎アナ:小雪選手構えて・・・打った!


 カッキーーーーン!


 聖飴の股間にクリーンヒット


 聖飴:おっふぅ!


 更にエクスカリバーが放つ衝撃波が2人に当たる


 2人:うっそだーーーーーー・・・・


 キラ〜ン!


 武崎アナ:ホーーーーームラン!


 アオイ:武崎さん、何やってるんですか。


 武崎アナ:いやぁ、つい。


 小雪:お〜!とんだべぇ♪


 リタ:こゆきちゃんカッコいい♡


 ユキ:流石です小雪様♪


 ミシェル:エクスカリバーをバットみたいに。






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