第352話基地局原因調査
アオイ:国営農場を突如襲ったトランスゲートの不調。原因が基地局にあり、その頃4界警のゲン・サトウ警部が現場検証を行う事になりました。
事件翌日 魔界時間9:59 ヘルトランスポート社シーラント基地局
警官:これは!サトウ警部!
ゲン:
アオイ:この方は4界宇宙統合国際警察の特別権力強制捜査課所属でゲン・サトウ警部。種族は猫神様です。
警官:幾つか人為的に遮断された痕跡がありました。
ゲン:その中に国営農場もあったんだにゃ。
警官:はい。何者が何の目的でこんな事したのか不明です。
遮断されたエリア見るゲン
ゲン:『シーラント諸島連合国大統領官邸』『国営農場』『フルーツランド』『マリンタワー』そして『海上採掘基地』・・・か。
警官:海上採掘基地はともかく、他は接点がありそうにないですなぁ。
ゲン:・・・・・ヒロ
ヒロ:はい。
アオイ:こちらは同じ4界警のヒロ・法師さん。ゲンさんのパートナーで犬の獣人です。
ゲン:この数日で昨日を含めシルフィード女王のスケジュールとの照会を頼めるかにゃ?
ヒロ:はい!
警官:何故シルフィード女王が?
ゲン:俺の勘がそう言ってるのにゃ。この一件、『幻龍会』が絡んでるかもしれにゃい。
警官:天界宇宙の裏社会を支配する『ドラゴニックマフィア』の?
ゲン:ああ、中でも幻龍会はあの
警官:天界宇宙中央政府の闇の
ゲン:奴は処刑されても奴に与する連中はそうでもないらしい。
ヒロ:おやっさん!
ゲン:どうだ?
ヒロ:おやっさんの睨んだ通りこれ等の施設は全てシルフィード女王の視察予定にあったものです!
ゲン:やっぱりにゃ。
ヒロ:ですが、国営農場に関しては女王陛下の妹君が行ったとの事で前倒しでマリンタワーに変更になったそうで。
ゲン:それでか、マリンタワーだけ付け焼き刃で強制的に遮断された痕があるにゃ。
ヒロ:・・・・あ、ホントだ。
ゲン:ヒロ。
ヒロ:はい。
ゲン:休暇は終わりにゃ。直ぐに本庁に戻るぞ!
ヒロ:はい!
警官:ん?
ヒロ:どうしたにゃ?
警官:このバッジ・・・
ゲン:この代紋は・・・
ヒロ:それも合わせて調べてみる必要がありそうですね。
ゲン:コイツは預かっても?
警官:ハッ!問題ありません!
ゲン:ヒロ、行くぞ!
ヒロ:はい!
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