第337話紅き月に暗躍する影
アオイ:紅き月の
魔界時間15:00 魔王界シーラント諸島連合国宙域 紅月
ゲルマルク:なぁぜだーー‼︎何故蒼月の動きが止まったのだぁ⁉︎
アオイ:この方こそ諸悪の根源。天界宇宙史上最悪のマッドサイエンティストの亡霊ゲルマルク・
女性の声:理由は簡単だ。クロノゴンが降魔日食の正しい周期が訪れるまで待機してもらってるからだ。クロノゴンが動かない限り降魔日食の周期が早まる事はない。残念だったな♪
ゲルマルク:ウガーー!またしてもまたしてもまたしても貴様かーーー!しつこいにもほどがあるぞぉ!『灼髪のエクソシスト』
ソニア:お前を浄化させるまで地の果てでも追い詰めるぞ。何せ私にはカオスが効かないからな♪
アオイ:この方は人界のイギリスという国の首都ロンドンでエクソシストをやっているソニア・ニワコウさん。人間には精神汚染物質カオスが効かないので鶯博士の天敵ともいうべき方ですね♪
ソニア:いい加減大人しくお縄につけゲルマルク。
ゲルマルク:シーラントにある遺跡の地下深くには大量の愛(カオス)が蓄積されているのだぁ!降魔日食が早まれば遺跡とのバランスを崩し尚且つぅ!アラシノオトシゴとクロノゴンが全面戦争をすればぁ、国は滅び魔族は愛(カオス)に溢れた醜悪なあるべき姿となぁるのだぁ!
ソニア:相変わらずベラベラと。あの2匹ならお前がこうしてる間に原因がお前と分かって和解したぞ♪
ゲルマルク:なぁんだとぉ⁉︎おのれ貴様は毎度毎度毎度毎度ぉ!邪魔ばかりしおってーーー‼︎
ソニア:いい加減諦めて・・・・うお!
魔導弾を放つゲルマルクその瞬間ソニア以外の時が止まる
ソニア:・・・・・ん?時間が止まって・・・る?
シーラント諸島連合国 宙域時空間
クロノゴン:(聞こえますか?)
ソニア:この声、このインカムから?そういえばハルに巨獣の言葉を通訳させるツールを取り付けたと言ってたな。という事はこの声の主はクロノゴンか?
クロノゴン:(そうですよ、人間のお嬢さん♪貴女の事はここから見ておりました。差し出がましいようですが、彼の時間を止めさせてもらいました)
ソニア:ありがとう、たすかった♪
クロノゴン:(私は蒼月の動きを止めるため短い間しか時を止められません。お手数ですが、位置を入れ替えるなら今のう内に)
ソニア:お言葉に甘えてそうさせてもらうよ♪
時が動き出し魔導弾がゲルマルクに被弾して遥か彼方へ飛ばされる
ゲルマルク:なぁーーーーぜーーーーだぁーーー・・・・
ソニア:あ。
クロノゴン:(申し訳ありません。宇宙で時を止めた分魔導弾の速度が1000倍になったようで)
ソニア:あ、いや。気にする事はないよ。奴が何処にいようとコレがあれば直ぐに追いつける・・・早速見つけた!ではこれから向かう。協力感謝するよクロノゴン♪
クロノゴン:(どういたしまして♪ご武運をお祈りしてますよ)
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます