魔王少女物語

第307話３ロリもぐもぐ珍道中inシーラント

　アオイ:今回もやってきましたもぐもぐタイム♪私個人的にこのシリーズが1番ほっこりできて好きですよ♡

　魔界時間10:00 オーシャンリーフホテル

　3人:お・や・つ！お・や・つ！

　ミシェル:朝ご飯の後に食べたでしょ。次のおやつはお昼っス！

　アオイ:この保母さん・・・じゃなかった。この方は魔界宇宙第2位の警備会社の社長さんで、ミシェル・ウスバッタさん。

　3人:ブー！ブー！

　ミシェル:じゃあ海で遊ばないっスね？

　3人:うみーーー♪

　ミシェル:じゃ準備して行くっスよ〜♪

　30分後 パールビーチ

　3人:うーみー！

　ミシェル:お〜！どこまでも透き通った綺麗な海っスね〜♪

　杏:あっちにイルカしゃんがいるってカメさんゆってたです！

　アオイ:この子は主人公の妹さんで杏・シルフィードちゃん。シルフィード王国のお姫様です。

　ミシェル:亀？

　3人を凝視しながら話すハル

　ハル:この国の6体のヌシの1体で要塞亀フォートレストータスですよ。

　アオイ:この方は杏ちゃんの世話役でヴァリキリーのハルさんです。

　ミシェル:あ〜。ニュースに映ってたあの馬鹿でっかい亀っスね。そんでアンタは何してるんスか？

　ハル:姫様の水着姿を体内のメモリーに記録してその映像で今夜のおかず・・・じゃなかった。アルバム作成に使うんです。

　ミシェル:今ポロッと本音が出たっスね。

　リタ:うみ・・・きれい♡

　アオイ:この子はロシア出身の女の子でリタ・ヌルマユちゃん。

　小雪:リタちゃんはうみみたことないんだべか？

　アオイ:この子はフローズンダスト連邦のアイゼンフリーズ大統領の娘さんで小雪・アイゼンフリーズちゃん。雪女族です。

　リタ:うん。リタのおうち、うみからとおいの。

　ミシェル:あ〜。モスクワって大陸のほぼど真ん中っスからね〜。

　ウグイス:おーい！チビッコども！ビーチバレーやるぞ〜♪

　3人:バレー♪

　エリカ:あれ？ミシェルじゃない。

　ミシェル:およ？エリカに凛。それにシエル♪

　シエル:子守？

　ミシェル:そうっス。あ、今からチビッコ達とビーチバレーするんスけど一緒にどうっスか？

　シエル:良いわね♪じゃ、向こうは子供達だけだからハンデでお付きの4人が加わるって事で。

　エリカ:それは良いんだけど・・・

　シエル:ん？どうしたの？

　エリカ:あ〜。向こうはソロモン王にヴァリキリー最強の機体2体に天界宇宙特務機関の元長官じゃあハンデあり過ぎだなぁって。

　ミシェル:ベルゼブブ公爵がいないだけマシっスよ。

　1時間後・・・

　リタ:けっきょくおねえちゃんたちだけでやってるね。

　小雪:はくねつしてるべ♪

　杏:どっちもがんばえ〜！

　死屍累々・・・

　ミシェル:あまりに激しくてお巡りさんに怒られたっス。

　水着のお姉さん？:君達この後おやつタイム？

　杏:あい！

　水着のお姉さん？:じゃあこの先のカフェのスイーツがおススメよ♪

　小雪:しんせつにアリガトだべ♪

　水着のお姉さん？:どういたしまして♡

　ミシェル:あの女性（ひと）何処かで見たような・・・ま、いいか。じゃあ、レッツもぐもぐ〜♪

　3人:もぐもぐ〜♡

　オープンカフェ『スイートビーチ』

　ミシェル:へぇ〜。良い雰囲気のお店っスね〜♪

　杏:おかしのメニューがいっぱいです！

　リタ:どれにしよう♪

　小雪:まよっちゃうべ〜♡

　杏:ぜんぶたべるです！

　小雪:そだな。迷ったらぜんぶたべればいいんだべ♪

　リタ:そうだね♪

　ミシェル:ちょーーーっと待った！

　3人:う？

　ミシェル:中にはお酒入りもあるっスよ。お酒は駄目っス！

　リタ:おさけキライ！

　小雪:おさけは200さいになってからだべ。

　杏:じゃあおさけないのえらんでです！

　ミシェル:わじゃったっス。すみませ〜ん！

　店員？:は〜い♪

　ミシェル:お酒入り以外のスイーツ全部ください。

　店員？:は〜い。

　杏:あ！マリアンヌおねえちゃん！

　ミシェル:やっぱり。どこかで見覚えあると思ったら。

　マリアンヌ:フフフ、流石は杏ちゃん♪そうです！私がマリアンヌ・ベルゼブブです！

　アオイ:この方こそ、魔界宇宙最強の美食家の2大巨頭の1人マリアンヌ・ベルゼブブ公爵様。幼女をこよなく愛する方ですね♪

　ミシェル:アンタがここにいるって事はあるんスねこの店に『ベルゼコレクション』

　マリアンヌ:あ、それ聞いちゃう？聞いちゃうんだ〜♡

　ミシェル:聞くしかないんスよね。この空気。

　マリアンヌ:皆んな〜！ベルゼコレクション食べたいかー！

　3人:おーー！

　マリアンヌ:てなわけで、店長！ベルゼコレクション専用ルーム3名様ごあんな〜い♪

　店長:お待たせしました。これが当店のベルゼコレクション『アイランドプリンア・ラ・モード』でございます♪

　ミシェル:うわ〜。プリンが人界のスカイツリーくらいある。

　杏:ふおーー！でっかいプリンです♡

　小雪:まわりのくだものもおっきいべ〜♪

　リタ:なまクリームのおやま♡

　ミシェル:アイスが10階建の高層ビルくらいあるっス。

　マリアンヌ:それじゃあ皆んなで〜・・・

　4人:いっただきま〜す！

　ミシェル:すみませ〜ん。私は『普通サイズ』のプリンアラモードを。

　15分後・・・

　杏:ふぃ〜。しあわせです♡

　小雪:うんまかったべぇ♡

　リタ:あまあまのうまうま〜♡

　マリアンヌ:う〜ん！小さな天使ちゃん達と食べると更に美味♡

　ミシェル:ハイハイ。それは良かったっスね。こっちは見てるだけでお腹一杯っス。

　店員:これは店長からのサービスでクリームソーダで〜す♪

　3人:シュワシュワ〜♡

　店員:お母さんもどうぞ♪

　ミシェル:お母さんじゃないっスけど・・・まっ、良いか♪