第262話飲み女子inビバロン王国
アオイ:さて。可愛らしいもぐもぐガールズの次は大人の女性が集まる飲み女子ですね。ここで新メンバーが加わるようです。それは、トレイント共和国で道に迷って行けなかった『あの人』のようです。そして、シルフィード王国の王立研究所に向かう方も登場するようですね♪
魔界時間16:55 温泉超大国ビバロン王国 首都テルマエユ
温泉旅館『柚子の華』 珠の間前
シエル:リタちゃーーーーん♡
リタ:シエルおねえちゃん♪
シエル:今夜は温泉入って一緒に寝ようね〜♪
ミシェル:アンタ・・・今日この後飲みに行くんスよね?
ミシェルの一言でミシェルの背後に隠れるリタ
シエル:リ、リタちゃん?
リタ:おさけ・・・・おくち、くちゃくなるから・・・や!
シエル:ガーーーン!
ミシェル:リタちゃん酒の匂いが嫌いらしいッスよ。更にベロベロに酔ったパパさんにウザ絡みされてますます酔っ払っいが嫌いになったって言ってたっスよ。
リタ:・・・・うん。
ミシェル:だから帰って酒が抜けるまで部屋は別々っス。
リタ:べつべつっス。
ミシェル:ホラ。待ち合わせあるんでしょ?
シエル:うぅ・・・行ってきます。
ミシェル&リタ:行ってらっしゃ〜いっス。
凛:来たか・・・ん?どうした?
シエル:・・・何でもない。アレ?あの2人は?
凛:他の2人は店の場所教えといたから先に行ってもらっている。さ、我々も行くぞ♪
アオイ:ここ清流河は水蓮山の湧き水から流れた河で、水質は魔界宇宙トップ3に数えるほど。そのため川魚が豊富で川魚料理が盛んな国でもあります。そして、ビンテージ王国が一目を置くほどの日本酒の酒造大国でもあるのですよ♪
凛:今回の店はここだ!
居酒屋『
凛:ここにはこの国一番の銘酒『
店員:いらっしゃいませ〜♪
凛:先にアイム族とダークエルフ族の連れが2人来ている筈だが?
店員:あ、はい!お伺いしております。こちらの席へどうぞ。お連れ様ご到着で〜す!
エリカ:あ!来た来た♪おーい!
アオイ:初めて読む方のために軽くご紹介しますね。この方はエリカ・カズクラフトさん。魔界宇宙4大メガバンクの1つ『
シエル:へぇ〜!河が眺められるんだ〜♪
ディアナ:今回は最初からエリカと一緒に来たから彼女も迷わずに来られたよ♪
エリカ:お手数おかけします♪
ディアナ:い〜え〜♪
凛:さて、皆揃ったところで注文しようか。
隣の座敷
赤髪の女性:ふむ・・・・4000億年の時を経て尚朽ちること無き巨大遺跡・・・か。
デバイスの映像に映るソフィア
ソフィア:ああ。何かしらの加工が施されているようだね。私はそこに時空エネルギーが関わっていると睨んでいるよ。そこで稀代の時空工学の権威、
圭:わかった。こちらは予定通り行ける。
ソフィア:アンタが来るのを楽しみにしているよ♪
圭:ああ。
シエル:・・・・・・
凛:どうした?
シエル:あ〜。どうやらお隣の座敷の人、シルフィード王国に行くみたい。話してた相手がソフィア・クルーガー科学大臣だから多分『例の遺跡』の件だと思う。
ディアナ:ま、どっちにしても今の私達には関係ないわね。さ・て・と〜。私はね〜。お酒は『湯の美月』と肴は〜。『
シエル:私は・・・『常世の舞』と、『
エリカ:私は『
凛:私は断然『羽衣御前』と『天の川鮭の刺身』以上だ。
店員:は〜い♪
圭:隣の座敷は魔界の財界では知った顔ばかりだな。何かの会合か?
※ただの飲み会です。
暫くして・・・
店員:お待たせしました〜♪
ディアナ:先ずは私ね♪
凛:『湯の美月』は温泉水で発酵する特殊な米『湯の水米』を月の魔力で長時間かけて蒸留する酒だ。美しい月の様に澄み切った色が特徴だな。『絹白魚』は清流河の上流でこの時期にしか生息しない貴重な川魚。あまり多く繁殖しない上保存が難しい事からかなりの高値で取り引きされる。大抵は天麩羅だが、刺身は料理人の腕が問われる一品だ。
シエル:あ!次は私だわ♪
凛:『常世の舞』はこの国の2大霊峰の1つ『
エリカ:待ってました!
凛:『紅神楽』2大霊峰の1つ『
店員:あとはこちらのお客様ですね。
凛:私の『羽衣御前』はこの国の銘酒として名高い一品。作るのが非常に難しく、100年に一度飲めるか否かの代物だ。天の川鮭はさっき説明したから割愛させてもらう。
圭:(酒造メーカーとの取り引きの会合か)
※全く違います
ディアナ:それじゃ。お疲れ様という事で・・・
全員:かんぱーーーーい♪
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