第260話もぐもぐに忍び寄る影
アオイ:さて皆さん。今日で第9章も終わり。次回は10章のスタートです♪今日は魔界の巷で噂のもぐもぐガールズに忍び寄る者がいるようです。果たして誰なのでしょうか?
魔界時間12:30 帝王都サタンヘイルダム 商業エリア
レイブンセキュリティ本社 社長室
ミシェル:ビバロン王国は魔界宇宙で地獄界と1・2を争う温泉リゾート国家。あの子達多分真っ先にオヤツって騒ぎそうっスね〜。あ!温泉プールがあるじゃないっスか♪
秘書:楽しそうですね♪
ミシェル:最近皆んなよく頑張ってくれるから最近暇でしょうがないっスよ。
秘書:社長。
ミシェル:ん?
ミシェルの胸ぐらを掴む秘書
秘書:アンタが従業員そっちのけで自身ばかり出張って休み取ってないからでしょうが!総務部始めとした社全体が社長にまとまった休み取らせろって五月蝿いんですよ!わかってるんですか?ああん?
ミシェル:ス、スミマセンした。
秘書:ま、その点『もぐもぐガールズ』の皆さんには感謝しています。なにせ社長が仕事以外の興味を持ってくれるんですから♪
ミシェル:も、もぐもぐガールズ?
秘書:トレイント共和国の件がネットにアップされて以来『次回は何処だ!早く天使達のもぐもぐを観せろ‼︎』って問い合わせが殺到してますよ・・・ホラ。
デバイスの画像を見せる秘書
ミシェル:投稿者は・・・『暴食貴族』って。コレ絶対ベルゼブブ公爵様っしょ。
秘書:それで。次はビバロン王国のどちらへ?
ミシェル:今回のテーマは・・・おっとこれ以上は読者さんにネタバレになりかねないから秘密っス。
秘書:読者?
ミシェル:あ〜。こっちの話っス!兎に角明日の便でビバロン王国行きのチケットを手配してほしいっス。あと2・3週間くらい有給取るっスから申請宜しくっス。
秘書:総務部一同狂喜乱舞して喜ぶかと。
ミシェル:私・・・そんなに休んでなかったっスか?
秘書:呆れた。自覚無かったんですか?
ミシェル:今度から定期的に休むようにするっス。
同時刻 シルフィード王国首都アイリス クローディア城 ウグイス自室
スピーカーの声:今度から定期的に休むようにするっス。
ウグイス:・・・フッ、フフフフ♪聞いぜ〜!温泉プール‼︎・・・ならば水着も作らねぇとなぁ。浴衣よりピッタリ密着した水着であ〜んな事や。こ〜んな事・・・・グフ!鼻かられ、冷却水が・・・想像しただけでアタシの全回路がオーバーヒートしそうだぜ♡
※性別は一応女性です
完成予想図見るウグイス
ウグイス:これを着た後の事を考えると・・・ゾクゾクするぜぇ♡
一方 杏自室
杏:うっ!
ハル:姫様どうされました?
杏:なんかゾワゾワがするです。
ミランダ:風邪か?
杏をスキャンするハル
ハル:う〜ん。熱もないですし、ウイルスに感染してるわけでもないようですね。健康そのものの様です。
ソロモン:主人の鋭い感からくる予感というヤツかもしれんな。
※予感的中です
ハル:姫様の予感が外れた事は一度もありません。警戒した方が良さそうですね。
※身内を警戒しましょう
ウグイス自室
スピーカーの声:姫様の予感が外れた事は一度もありません。警戒した方が良さそうですね。
ウグイス:うっし!計画・・・・始動!
杏の自室に入るウグイス
ウグイス:明日のビバロン王国行きの件で姫様のお荷物なのですが・・・って。どうされました?姫様。
ハル:姫様何か悪い予感を感じた様だ。皆んなで警戒に当たるよう注意を呼びかけてたところだ。
ウグイス:それは大変だ(棒読み)
※悪寒の原因
ミランダ:常に誰かが付くようにしよう。
ウグイス:そうだな、それが良い(計画通り♪)
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます