第253話魔界貴族連合
アオイ:魔界各国に領主となる貴族が居ますが。実は独自の領有権と権限を持ち魔王の居ない領地を統治・運営しているのです。今回は魔界貴族連合のトップ4人が集まって何か話しているようですね。
魔界時間10:00 帝王都サタンヘイルダム 貴族連合本部『ヘキサグラム離宮』
紅呀:おう。揃ったな。
アオイ:この方は地獄界貴族筆頭の
エルザ:皆さん御機嫌よう♪
アオイ:この方は邪神界貴族筆頭エルザ・ラマシュトゥ大公様。アッカド神話に登場する魔の女神なのですよ♪
ゴードン:ふむ、皆居るようじゃな。
アオイ:この方は獣王界貴族筆頭ゴードン・ミシュトラン大公様。種族はユグドラシル。ベルゼブブ公爵様と同じ魔界宇宙一の美食家。ベルゼブブ公爵様の質より量とは真逆の量より質をとるタイプの方ですね。
エドガー:皆ご苦労。
アオイ:この方は魔王界貴族筆頭エドガー・ルシフェル大公。貴族連合の代表ですね。
エドガー:さて、本日語らうのはとある国の姫君についてだ。
ゴードン:シルフィード王国女王アリス・シルフィードの妹。杏・シルフィードじゃな?
エルザ:とても愛らしいお姫様ですわね♪
紅呀:前回の国土争奪戦争での接待以来、14天界王様からひっきりなしに接待を受けてぇってオファーがかかっているあのお嬢ちゃんだろ?
エドガー:うむ。更に天魔大戦時・・・いや。現在でも通用する最強のヴァルキリー『タイプ01』と『タイプ03』を従えている。
ゴードン:儂が聞いた話では天界宇宙中央政府直属の特務機関『シャドーエンジェル』の元長官さえも従えているそうじゃないか。
エルザ:私が聞き及んだ話では。かのソロモン王さえも配下治めたと。
紅呀:おうおう!そいつぁ何の冗談だ⁉︎天界のバケモン2体に加えソロモン王だぁ⁉︎
エドガー:『王の資質』が備わったと考えれば合点がいく・・・違うか?
紅呀:王の資質・・・ねぇ。ま、そういう奴も世の均衡を保つにゃ必要な事・・・か。
ゴードン:ヴァイアスの奴はタイプ03とは知り合いだったようじゃが。
エルザ:約3万年前の一件ですわね?
ゴードン:いかにも。あの時の凄惨な事件は今でも覚えとるよ。
紅呀:久々に大蛇のダンナにあってみてぇし。ついでにそのお嬢ちゃんの面でも拝みに行くとするかな♪
エルザ:では私もお付き合いしますわ♪
エドガー:・・・・・・ふむ。では2人に頼んでもいいかな?4人で行くのも・・・な?
紅呀:だな。一般人が萎縮しちまうしな。
エルザ:お任せあれ♪
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