第230話VSライコウ皇国(後編)

 アオイ:過去類をみない短期決着となったシルフィード王国VSライコウ皇国。この戦の勝敗はどちらに軍配があがるのか・・・もうお分りですね♪


 審判:審議の結果。ライコウ皇国側の通常の良心ランクSSSの偉人連鎖とシルフィード王国側のUR級の特殊連鎖の差は明らか。よって戦勝国は・・・・シルフィード王国!


 戦場内の観客席から大きな歓声が響き渡る。


 VIP観覧席


 杏:ねえしゃまかったです!


 ハナ:もしかしてアリス様は皇王陛下が偉人連鎖をすると分かって先にマリア様を先鋒にしたのでは?


 アマテラス:おそらく彼女にとって大きな賭だったでしょう。


 オーディン:もしも通常のSSSの偉人連鎖ではなく、UR級の3連鎖であったら完全に勝ち目は無かったであろう。何故ならシルフィード王国側でUR級の偉人連鎖が出来るのは2人しか参戦していなかった。そうであろう?グローバリアよ。


 グローバリア公王:流石、お見通しでしたか。


 杏:グローバリアのおじいちゃんしってたですか⁉︎


 グローバリア公王:最初から言ってたらつまらんであろう。ネタバレみたいでな♪


 審判:ではライコウ皇国側、朱雀ヶ原のエリアフラッグとアカツキ住職の贈呈を。


 ジンライ:駆け抜ける稲妻の如き神速の采配でした。実に見事♪


 アリス:有難うございます!


 ジンライ:このジンライ・ライコウ。今この場にてシルフィード王国との同盟を結びましょう♪


 再び湧き上がる歓声


 アリス:両国が良き関係でありますよう。


 ジンライ:共に歩みましょう♪


 武崎アナ:シルフィード王国ここに華々しく7連勝!これによりシルフィード王国は遂に国力1兆超えを果たしました!超巨大大国まで残り国力999兆となります!それではスタジオにお返しします。


 スタッフロールが流れる


 司会:ここから再び100兆超えの超大国が台頭するのですが、果たしてシルフィード王国はこのまま勝ち進む事が出来るのでしょうか?そして、過去4000億年間現れなかった近代魔界宇宙史上初の超巨大大国昇格を無事果たせるのでしょうか?それではまた次回お会いしましょう!


 国土争奪戦争終戦後 魔界時間12:00 カイセイ平原


 ジンライ:シルフィード王国の次の対戦国は次元鉄道超大国トレイント共和国でしたね。


 アリス:ええ。あそこはかなりの強豪国と聞いています。


 ジンライ:国力500兆。魔界宇宙全域に張り巡らせている次元鉄道を統括する国。出てくる偉人も予測不可能。先ずは相手を知るのが肝要かと。


 アリス:はい。ですから早速トレイント共和国に出向いてみるつもりです。


 ジンライ:ご武運を祈ってますよ♪


 アリス:はい!




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