第217話杏姫からのご褒美
アオイ:杏姫はこれまでの2人への労をねぎらい、手柄を立ててきた功績に対しご褒美をという事になったようですが。2人は何が欲しいのでしょうか♪
魔界時間10:00 王都アイリス クローディア城 杏姫自室
ミランダ:姫様!今何と?
杏:ふたりともいつもありがとうのきもちにふたりにごほうびあげるです♪
ハル:も、勿体ないお言葉!光栄にございます!
杏:なにがほしいですか?
ミランダ:私が望む褒美はただ一つ!
ハル:私が欲しいのは・・・・
2人:姫様に顔面騎乗位をしてもらう事です!
アリス:これはまたきれ〜にハモったなぁ。
杏:う?ねぇしゃま。『がんめんきじょうい』ってなんですか?
アリス:う〜ん。これは杏に教えて良いものかどうか。
ヴィオラ:情操教育上よろしくないかと。
アリス:だ、だよね〜。杏。
杏:う?
アリス:これは杏が大人になってからじゃないと教えられ・・・
ミランダ:説明しよう!
ハル:顔面騎乗位とは!
2人:お馬さんに乗るように我々の顔の上に姫様が乗る事です!
杏:おうましゃん?
2人:お馬さんです!
アリス:あ〜あ。言っちゃったよ。
杏:おかおのうえにのればいいですか?
2人:良いんです!さあ!さあ!
杏:じゃ、じゃあいつもかたぐるましてくれるハルしゃんから。
ハルの顔に乗る杏
ハル:ふおーーーーー♡ひゃふぁふぁひゃいひいひゃひゃふぉふぃふぃふぉふぁんひょふひゃ。ふおーーーー♡
アオイ:え〜っと。『柔らかい小さなお尻の感触が』だそうです。
杏:ふお!おしりのしたでしゃべるからおしりがムズムズするです!
ハルから降りる杏
ハル:て・・・・天国を見ました♡
背後から肩をポンと叩く富嶽
ハル:・・・・!は、背後から寒気が!
恐る恐る背後を見るハル
ハル:ふ、ふふふふ富嶽様!
目が笑ってない富嶽
富嶽:幼い子供に何をさせてるのですか?
ハル:い、いえ。こ、ここここれは姫様からのご褒美で。
富嶽:『何をさせてるのか?』と聞いているのですよ?
ミランダ:ハル。いくら姫様から我等への労いの意を込めたご褒美とはいえ、顔面騎乗位の要求はどうかと思うぞ?
ほくそ笑むミランダ
ハル:ミランダ、貴様!
杏:ミランダしゃんはしなくて良いですか?さっきふたりでいきぴったりでいってたですけど?
そろりと去ろうとするミランダの肩を力一杯掴む富嶽
富嶽:に〜が〜し〜ま〜せ〜んよ〜♪
ミランダ:ヒッ!ヒィーーー!
閻魔の木槌を振りかざす富嶽
2人:神様仏様富嶽様!どうかそれだけはご勘弁をーーー!
富嶽:だ〜め♪教育的指導♡
2人:いーーーーやーーーー!
杏:なんでおしおきですか?
アリス:まだ杏に教えちゃいけない事教えたからだよ。
杏:む!いけないことおしえたですか⁉︎じゃあふたりともごほうびはおあずけ!おしおきです!
2人:姫様お許しをーーーー!
杏:ダメです!ふがくしゃん、おもいっきりやるです!
富嶽:はぁい♪じゃ、姫様の許可が出たので閻魔族の『本気のお仕置き』見せてあげますね♡
2人:いやーーーーーー!
アリス:こりゃ一生残るトラウマになりそう。
ヴィオラ:ですね。
杏:フンス!
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