第95話法と秩序の最強コンビ
破竹の勢いで警察内の大改革に成功た風華、そこに4界宇宙最強の裁判長閻魔大帝の愛弟子富嶽が加わり周辺諸国で1番安全な国として移住者が続々と集まってきていた。
魔界時間19:00王城休憩フロア『和みの間』
沙織:それで・・・解錠方法はわかったのか?
アリス:う〜ん。それがねぇ。ちょっとハグしたら・・・・
シキ:ああ・・・・マスターの・・・・温もりが・・・肌の感触が・・・残って♡
アリス:まだご覧の有り様で。
沙織:これは待ってる間に対バンクフルト合衆国戦に備えた方が良さそうだな。
アリス:うん。
沙織:それにしてもこの国もかなり安全になったな♪
アリス:うん!法の富嶽姐さんに秩序の風華姐さん。まさに『法と秩序の最強コンビ』だよ♪
沙織:そういや、富嶽が入ってくのを見たが当人は何処だ?部屋を出た様子は無かったが・・・
麗華:犬は喜び庭(犯行現場)駆け回る。猫はコタツで丸くなる。
コタツから突然顔出す富嶽
富嶽:私は猫ではありません。
沙織:おわっ!ビックリした‼︎
アリス:ずっとコタツの中に居たんだよこの姐さん。3時間も。
沙織:さ、3時間⁉︎
富嶽:何やら鬼族の気を感じますが、もしや沙織さん鬼族だったりします?
沙織:ああ、父がオーガ族で母は赤鬼だ。
富嶽:通りで懐かしい気を感じたわけですね♪地獄界出身者の血縁者がいるとホッとしますね♡
アリス:あ〜、わかるわかる!見ず知らずの地で同郷のヒト居ると安心するよね〜♪
和みの間に入る風華
風華:おお〜!あったかい♪
麗華:ゲッ!
風華:ヒトを見るなり何だ?その態度。まさかまた何かやらかしたのか?ん?
麗華:ア、アンタの方こそヒト見るなりイコール犯罪者みたいに言わんといて!
思いっきり目が泳ぐ麗華
風華:だったらそういう事は思いっきり泳いでる目を何とかしてから言ってもらおうか♪
麗華:ウッ!
風華のデバイスが鳴る
風華:私だ・・・・そうか、『ブツ』が出たか。判った連行する。
アリス:事件?
風華:ああ。
アリス:犯人は?
麗華に手錠をかける風華
風華:今まさにここに居る。じゃ、行こうか♪
麗華:イキナリ何するんえ?ウチが何したんや⁉︎
再び目が泳ぐ麗華
風華:私の口から言って良いのか?
麗華:すんまへん。ほな、行きましょ。
富嶽:この後私がキッチリ裁きます。
麗華:ヒィ!
風華:いつもすまないな♪
富嶽:それは言わない約束です♪
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