第34話VSカントリア王国(中編)

 戦いの火蓋が切って落とされたカントリア戦、果たして勝つのはシルフィード王国か、カントリア王国か・・・


 カントリア王:我が国の先鋒はこの者でブヒ!


 壇上に上がる和装の男性


 武崎アナ:さぁ!この男性は誰なのか?


 風間博士:見覚えのある方ですねぇ〜


 武崎アナ:・・・・たった今閻魔庁より情報が入りました!あの方は青木昆陽(あおきこんよう)江戸中期の農学者で飢饉からサツマイモで民衆を飢えから救った英雄であります!良心ランクはいきなりのSSS。これはカントリア王国いきなり飛ばしてきたーーーーー‼︎


 風間博士:それだけ正々堂々全力で挑むという事ですな。


 武崎アナ:これは油断ならないですねぇ♪さあ!ここで次はシルフィード王国の先鋒であります!


 アリス:それでは我が国の先鋒は彼女です。


 壇上に上がる和装の女性



 武崎アナ:おっとぉ〜?カントリア王国に続きこちらも東洋系だー!彼女は一体何者なのか〜?・・・閻魔庁から情報が入りました!この方は安土桃山時代の美女として名高い織田信長の妹『お市の方』だーーーーー!


 風間博士:私の記憶が正しければ悲劇のヒロインとしてでも有名であったと記憶しております。


 武崎アナ:博士のおっしゃる通りです。しかしながら良心ランクはSこれは手痛い出だしであります!


 お市:なんかごめんねぇ〜


 アリス:ドンマイ、いっちゃん♪


 風間博士:ほほぉ、ここは『敢えて飛ばさず確実に』差をつける戦法ですな。


 武崎アナ:成る程そうでしたか!


 審判:それでは双方の次鋒を前へ!


 カントリア王:ふむ、我が国はルール上ここで副将でブヒ!


 壇上に上がる和装の男性


 武崎アナ:ここで再び和装の男性でありますが、どこかで見た覚えのある方のようですが〜?


 風間博士:そうですねぇ〜、確かに見覚えのある方ですねぇ〜。


 武崎アナ:おまたせしました。ここで閻魔庁から情報です。この男性の名は・・・やはり見覚えのある方でした!この方は二宮金次郎でお馴染みの、二宮尊徳(たかのり)だーーーー!


 風間博士:二宮尊徳といえば、江戸後期の農政家であり、経世家であり、思想家でもある方で、農村復興政策で尽力を尽くした方でしたな。


 武崎アナ:良心ランクはSSカントリア王国ここで更にリード!


 アリス:それでは我が国の次鋒は彼女です。


 壇上に上がるショートヘアの女性


 武崎アナ:おやぁ?見たところ17歳くらいの若い女性の様ですが、この方は?この方も見覚えありますね〜。


 風間博士:確かに見覚えがありますねぇ〜


 武崎アナ:たった今情報が入りました!この方は後のイギリス王室王妃ダイアナ妃だーーー!尚、本人の未来に関わるワードは本人には聞こえない様になっております。


 ダイアナ:?


 武崎アナ:因みに良心ランクはSSS!じわじわと距離を縮めてきております‼︎ここで一旦スタジオにお返しします。


 OHNテレビスタジオ


 司会:これは先が読めない展開になってきましたねぇ〜。それではここでCMです。


 後編へ続く・・・





  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る