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 今まで食べたローストビーフ丼の中で一番に美味い。この至極のローストビーフ丼に出会わせてくれたミケに感謝する。ありがとう、マイベストフレンド。なんて。

「ごちそうさまでした」

 これならもう三杯はいける、と思いながら温かいお茶を飲む。幸せ。


 食べ物の中で一番何が好きかと訊かれれば、それは肉。その中でも牛の赤み肉。さらに言えばローストビーフ。牛の旨味が詰まったあのローストビーフ! それをご飯と共に食べられるとか最高の食べ物過ぎる。

 どこへ行っても結構な確率でローストビーフをオーダーするし、近所のローストビーフ丼を制覇していたことはミケも知っているから、こうして新しい店を紹介してくれたのだろう。せっかくだから、今度はミケと来ることにしよう。そうすればもう一回食べられるわけだし、なんて。

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