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「ああっ……いいわっ……凄くいい……
僕は、チュパチュパとクリスティーナの母乳を吸っていた。
クリスティーナの母乳の味は、レイコの母乳を初めて吸ったときよりも美味しく感じた。
クリスティーナの母乳は、僕が吸ったことのある普通の冒険者の中では、一番美味しいかもしれない。
それは、僕が彼女たちをPL――パワーレベリング――したためだ。
今の彼女たちは、レベル4から5までの魔術が使える冒険者と変わらないレベルだと思われる。
複数の魔術を同時に鍛えたりしているので、元から高レベルなアリシアとレリアを除けば、レベル3までの魔術しか使えないのだが、例えばグレースは、回復系の魔術のみを鍛えていたら、レベル5まで使えるようになっていたかもしれない。少なくともレベル4までは確実に使えるようになっていただろう。
――チュパッ……
クリスティーナの乳房を左右きっかり10分ずつ吸ってから離した。
「……え?」
「終了です」
「そんなぁ……」
「左右、10分ずつ吸いましたから十分でしょう?」
ソフィアや店員たちは5分ずつしか吸っていなかったのだ。
クリスティーナの母乳を吸うのは初めてなので、いつもより長めに吸っただけで、通常は片側5分ずつの合計10分くらいしか吸わないようにしていた。
多くの使い魔から続けて授乳されることが多いので、一人当たりの時間をできるだけ短くしないと、全員が終わるまで時間が掛かり過ぎてしまうためだ。また、一回の授乳である程度満足させられないと、もう一周吸うハメになるので、経験的に使い魔たちが満足できるギリギリの時間が片側5分くらいだったのだ。
勿論、その満足感も人それぞれだし、そのときの気分というか、長く離れていた使い魔は、5分ずつ吸ったくらいでは満足してくれないので、後で追加で授乳されることはあった。
ちなみに使い魔たちの授乳による満足感は、性的なものではなく、幸福感や僕との絆のようなものだと思う。
授乳する側にしか感じられないので、僕には分からないのだが、彼女たちの証言からそういうものなのだろうと想像していた。
「もう、そんなに経ったの……?」
「ええ」
「夢中になってしまったわ……」
僕の左側からカーラが割り込んで来た。
「じゃあ、次はオレの番だな」
そう言って、乳房を差し出してくる。
「お待ちなさい! 次は、
カーラの背後からレティシアがカーラを引きはがすように割り込んできた。
「レティ、てめぇ……」
「ユーイチ、
「えっと、じゃあレティで……」
「ちょ、ユーイチぃ……」
「日頃の行いの差ですわ」
そう言って、レティシアが跪いて形の良い乳房を差し出してきた。
「あの……? ホントにいいの?」
「ええ……。授乳は神聖な行為なのでしょう?」
そう言われては仕方がない。
僕は、『これは神聖な行為……』と襟を正してレティシアの乳首に吸い付いた。
「あっ……何これ……凄い……
レティシアは、僕に母乳を吸われて、幸福感を感じているようだ。
レティシアの母乳の味は、クリスティーナとほぼ同じくらいに感じた。
美味しさだけではなく、味自体も似ている。従姉妹同士だからということもあるのかもしれない。
そんなことを考えながら、僕はレティシアの母乳を吸い続けた――。
◇ ◇ ◇
「ハァハァハァハァハァ……凄かったですわ……」
レティシアが荒い息を吐きながらそう言った。
「やっとオレの番だな」
カーラがそう言って割り込んできた。
そして、僕の頭を掴んで大きな乳房に押しつけた。
「チュプッ……」
僕は、カーラの硬く尖った乳首に吸い付いた。
「おおぉおぉっ……な、なんだよ……これぇ……す、すごいぜぇ……」
彼女は、思っていたよりも激しい反応をしなかった。日頃の言動から、授乳されると煩いかと思ったのだが……。
僕は、カーラの乳房を吸い続けた――。
◇ ◇ ◇
「ほぉおおぉぉ……もっろ、すっれくへぇ……」
カーラが震えながら、熱にうなされたように呟いている。
――チュパッ……
僕は、カーラの乳首から口を離した。
「ハァハァハァハァハァ……も、もう、終わりかよ……」
「時間です」
「ハァハァハァハァハァ……し、仕方ないな……ハァハァハァ……きょ、今日はこれくらいにしておいてやるぜ……ハァハァハァ……」
カーラが捨て台詞のようなことを言ってから僕を離した。
――ザバッ、ザバザバザバザバ……
「それでは、あたくしの番ですわね。さぁ、ユーイチくん……」
グレースがカーラを押しのけるようにして、僕の前に来て膝立ちの姿勢となった。
『デ、デカイ……』
目の前にグレースの大きな乳房を差し出され、僕はその大きさに圧倒される。
カーラも巨乳なので、実際にはカーラの乳房よりも一回りほど大きい程度なのだが、その違いで受ける印象がこれほど変わるものなのだろうか。
おそらく、性格や身体つきも含めた総合的な要素によって印象が違うのだろう。
グレースは、僕が異世界で出会った女性の中では、一番色気があるように思う。豊満な身体つきで、ポルノ女優のような見た目なのだ。
【戦闘モード】
僕は、【戦闘モード】を起動して発情を止めた。
「さぁ、ユーイチくん。あたくしのおっぱいも吸ってくださいな」
僕がグレースの乳房に見蕩れていると彼女がそう言って僕の頭に腕を回して抱き寄せた。
僕は、グレースの大きな乳房に色づく小さな桜色の乳首に吸い付いた。
「ああんっ……いっ、いいですわぁ……ユーイチくぅん……こんなの……あたくし……初めてですぅ……」
――チュパッ……
僕は、グレースの乳首から口を離した。
グレースの言葉に疑問を感じたからだ。
「あの……? グレースさんは、今までいろんな人に、その……胸を吸われてますよね?」
「フフッ……どうかしら……? ユーイチくんは、あたくしが何人くらいの殿方に乳房を吸われたか知りたいのですか?」
「いえ、母乳を吸われる場合、吸う人によって感じが違うという話を聞いたことがあるもので……」
「ええ、それはそうですわ。ユーイチくんに吸われるのは、これまでの相手とは全く違いますわ」
「どう違うのですか?」
「とても幸せで、とろけてしまいそうになりましたわ。さぁ、そんなことよりも続きをしてくださいな」
そう言ってグレースは、僕の頭を抱き寄せる。
『個人の主観だから、イマイチ要点が分からないんだよな……』
グレースにもっといろいろと聞いてみたかったが、諦めて乳首に吸い付いた。
「あんっ、これですわぁ……これがいいのぉ……」
僕は、グレースの柔らかい身体にドギマギしながら、大きな乳房を吸い続けた――。
◇ ◇ ◇
「ひぃれぅわぁ……もっろ、すっれくらはいなぁ……」
グレースは、焦点の合わない目をして、うわごとのような言葉を繰り返している。
口からは、少し涎が垂れていた。
『うわぁ……凄いトリップしてる……』
グレースの様子は、物凄く煽情的だった。
グレースのようなアダルトな女性を感じさせていると思うと凄く興奮してしまう。
【戦闘モード】
僕は、【戦闘モード】を起動して欲情を抑えた。
――チュパッ……
時間になったので、グレースの大きな乳房から口を離した。
「はぁああぁぁん……ハァハァハァハァハァ……ユーイチくぅん……」
――ザバッ……
グレースがビクビクと身体を震わせた後、湯船にへたり込んだ。
僕に授乳するため膝立ちの状態だったのだが、今は湯船に腰を落として横座りをしている。
「だ、大丈夫ですか?」
「ハァハァハァ……ええ、とっても凄かったですわ……」
――ザバッ!
アリシアが湯船の中で立ち上がった。
「次は、あたしにさせて……」
――ザバザバザバザバ……
そして、僕の前に歩いて来る。
裸のアリシアは、顔を赤くして恥ずかしそうだ。
「さぁ、ユーイチ。あたしが授乳してあげる」
アリシアは、膝立ちとなり乳房を差し出した。
僕は、アリシアの形の良い乳房の先端にある硬くなった乳首に吸い付いた。
「ああんっ、そんなっ……はげしっ……ユーイチぃ……もっと、ゆっくりお願い……」
アリシアの母乳は、他のパーティメンバーに比べるとレベルが高いため、美味しく感じた。
「ヒイッ、そんなに吸っちゃらめぇ……」
僕が母乳の味を分析しながら吸っているとアリシアの身体がビクンと跳ねた。
――チュパッ……
「大丈夫?」
「ハァハァハァ……だ、大丈夫よ……早く続けて頂戴……」
僕は、再びアリシアの乳首に吸い付いた。
「あんっ……いいわぁ……ユーイチ……あなた最高よ……」
アリシアのうわごとのような呟きを聞きながら、彼女の母乳を吸い続けた――。
◇ ◇ ◇
「もっろ、もっろすっれへぇ……」
――チュパッ……
時間が来たので僕は、アリシアの形の良い乳房から口を離した。
「ハァハァハァハァハァ……す、凄かったわ……ハァハァハァ……こんなの癖になるに決まってる……ハァハァハァ……」
アリシアが荒い息を吐きながら呟いた。
「次は、レリアね」
クリスティーナがレリアへ授乳を促した。
「ま、待て!? 私はいい!」
「何言ってんだ? ホントは、吸って貰いたい癖によ」
「パーティメンバーとして、仲間はずれになるのは問題だわ」
「し、しかし……」
流石にエルフで男嫌いのレリアは、僕に授乳するのを嫌がった。
「無理強いは止めましょう。レリアは、他のメンバーに授乳したこともあるわけですし……」
「そういえば、そうだったわね。
――ザバッ!
クリスティーナが喋っている途中でレリアが勢いよく立ち上がった。
――ザバザバザバザバ……
そして、湯船の中を足早にこちらに向かって歩いてくる。
頬を赤らめてはいるが、スレンダーな裸体を隠そうともしていなかった。
「待て!? 私だけ仲間はずれにされても困る。さぁ、ユーイチ……」
そう言って、僕の前に跪いてフェリスの乳房よりもやや小ぶりな乳房を差し出してきた。
「何だよ? やっぱりユーイチに吸って貰いたかったんじゃねーか!」
「だ、黙れ!?」
レリアは、カーラの軽口に大袈裟に反応している。
僕は、彼女たちのやり取りを無視して、差し出された乳房に吸い付いた。
「あんっ……ちょ……ま、待て……ゆぅいちぃ……らめぇーっ!」
――チュパッ……
レリアが叫んだので、僕は驚いて唇を離した。
「ハァハァハァハァハァ……」
レリアは、荒い息を吐いていた。
カーラでもこんな反応はしなかったのだが、一体どうしたのだろうか?
「だ、大丈夫?」
「ハァハァハァ……。あ、あぁ……。し、刺激が強すぎるから、もっとゆっくり吸ってくれ……」
「分かった」
そう言って、レリアの乳房にやさしく吸い付いた。
「あっ……何なんだ……これは……」
「凄ぇな、レリアの奴、滅茶苦茶感じてやがるぜ」
「かっ、感じてなどいない!」
「でも、カーラでもあんな反応しませんでしたわよ」
「オレでもって何だよ!?」
「エルフは、敏感なんじゃない?」
パーティメンバーが僕たちを見ながら好き放題言っていた。
それを聞いてか、レリアが小刻みに震えている。
恥辱に耐えているようだ。
「き、貴様ら……。ああっ……駄目だ……こんな……」
「
「ああ、全然違う……す、凄い……あぁ……ユーイチ……」
「フフフ……主殿が愛おしいじゃろう?」
僕がパーティメンバーに授乳されるところをずっと興味深そうに見ていたカチューシャがレリアにそう言った。
「は、はいぃ……ゆーいちぃ……もっろ、吸ってぇ……」
流石にレリアの母乳は、パーティメンバーの中では一番美味しかった。
味は、同じエルフのフェリスの母乳と似ているが、やはりレベルは出会ったばかりの頃のフェリスのほうが上に感じる。
『オークの砦』を攻略してもまだ、出会ったばかりの頃のフェリスのほうがレベルが高かったということだ。
年齢もフェリスのほうが上だろうし、『妖精の国』へ行く前はゾンビの群れを相手に毎日戦っていたフェリスと比べたら当然かもしれない。
そもそもフェリスは、エルフの英雄と言われているくらいなのだ。エルフの歴史の中でも初代組合長を除けば、フェリスよりも強いエルフは居ないのではないだろうか。実際、300人以上のエルフの母乳を吸ったが、その中でフェリスに匹敵する者は居なかった。
僕は、レリアの様子から手加減するのを止めて、いつもと同じように乳房を吸った。
「はぁあああっ……凄いぃ……幸せぇ……いいのぉ……」
レリアは、胸を吸われてトリップしているようだ。
口調が変わってしまっている。
この調子では、使い魔になると言い出しそうで怖い。
僕は、そんなことを考えながらレリアの母乳を吸い続けた――。
◇ ◇ ◇
「ニャーン……」
浴場を出て『プリティ・キャット』の地下にあるリビングに戻ると一匹の猫が擦り寄って来た。
小柄な三毛猫だ。
「ミケ」
浴場から出てきたロリサが三毛猫を抱き上げた。
ロリサは、裸のままだ。
「そういえば、その子たちに刻印は施したの?」
「はい。ご主人さま。刻印をして使い魔にしました」
「そう」
僕は、ロリサに抱かれた三毛猫の顎を撫でた。
三毛猫は、目を細めてゴロゴロと鳴いて鼻面を僕の指に擦りつけた。
『可愛い……』
「人に爪を立てたり噛みついたりしないように注意して」
「分かりました」
猫とはいえ、僕の影響を受けた使い魔なので、そのうちトロールを倒せるくらいに成長するかもしれない。
つまり、人を簡単に殺せるくらい強くなるということだ。
「ニャオーン」
「ニャン」
テーブルの下から茶色のと黄色の虎縞模様の猫が出てきた。
「チャコ」
「トラ」
裸のニーナとターニャが屈んでそれぞれの猫を抱え上げた。
元村人の店員たちとカチューシャとソフィアも浴場を出てから裸のままだ。
クリスティーナたちは、浴場の洗い場で寝るとのことだったので、洗い場に寝床代わりの『ラブマット』を4つ出してあげた。
また、カーラとグレースの希望でニンフを8人召喚しておいた。
「みんな、服を着て」
「「はいっ」」
白い光に包まれて、リビングに居るソフィアと使い魔たちが装備を換装した。
店員たちは、メイド服姿だ。
ソフィアは、いつもの白いローブではなく白いバスローブのようなものを羽織っている。
これが、ソフィアの寝間着なのだろうか。
カチューシャもいつもの黒いゴスロリドレスではなく、黒のベビードールというのだろうか、へその辺りから裾が左右に分かれた薄いネグリジェのようなワンピース姿だった。
正面からでも黒い下着が丸見えで目のやり場に困る姿だ。
おそらく、これがカチューシャの寝間着なのだろう。
「ユーイチ様。今日は、ありがとうございました」
メイド服姿のアデリーナが僕の側に来てそう言った。
「何がですか?」
「あたしたちのおっぱいを吸っていただいたことですよ」
面と向かってそんなことを言われたので、僕は恥ずかしくなった。
「まぁ……可愛い……」
アデリーナが僕の頭を抱き寄せた。
「うぷっ……」
メイド服の開いた胸の谷間に顔を押しつけられる。
アデリーナは、僕よりも少し身長が高いので、礼をするような体勢で抱き寄せられると丁度、顔が胸に当たるのだ。
「あーっ!? お母さんズルイ!」
ナディアがそう言って横から抱きついて来た。
『こんなことをしている場合ではない……』
「ちょっと待って。ストップ!」
僕は、二人を押しのけた。
「あんっ」
「そんなぁ……」
そして、アデリーナに『組織』の妨害について質問をする。
「アデリーナ。『組織』がこの店に嫌がらせをしてきたみたいだけど、何があったの?」
アデリーナは、それを聞いて沈痛な表情をした。
「申し訳ありません。ユーイチ様。あたしが不甲斐ないばかりに……」
僕は、近くにある椅子にテーブルに背を向けて座った。
アデリーナが僕が座る正面の位置に移動した。
「何があったのか、事実だけを教えて」
「はい……」
そう言って、アデリーナはこの店で起きた出来事を話し始めた――。
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