12.27「cauchemar」




部屋にはない風や空や雲。樹。影。森。絵。

音楽。言葉。それらに触れる毎に、夜に見る

夢が怖くなっていくのはどうして。たかが夢

だと嗤い飛ばせないのは、心の奥の醜さを浮

き上がらせているのだと思うから。きっとあ

と少し。越えようとしている何かの頂きが近

いから、高くて高くてこんなにも怖いんだ。





―――――――――――――――――――🐈





それから冬の星を観ました。本当に部屋の外

には美しいものでいっぱい。そして私の心の

中は、怯えや醜いものでいっぱい。それでい

いや。隠したりしないで、誠実にいっしょに

いこう。目や耳でこの世界を感じるられるこ

とに、心から感謝しながら。今日もあなたの

家の灯火が、安らぎをくれた。ありがとう。




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