薬草から回復薬を作ってみよう(その2)

ヒロイン「前回から引き続きヒロイン」


真理「真理の」


ヒロイン・真理「「回復薬を作ってみようのコーナー♪」」



注意!

<<しつこいようですがこのコーナーは創作活動の参考で作りました!実際に薬を作る事を勧めるものではありません!勝手に作った物を摂取して身体を壊しても責任取りませんよ!>>



ヒロイン「今回もふざけたテンションでお送りします。では先生!今回は何を作るのでしょうか!」


真理「今回も超簡単な方法!浸出液よ!」


「イエーイ!」




<テーマ3浸出液>




ヒロイン「今回は液体なんですね♪ではどうやって作るんでしょう?」


真理「まずティーポットを用意します!」


ヒロイン「ティーポット!?」


真理「その中に薬草を入れて熱湯を注ぎ、蓋をして3分から5分蒸らします。精油を含んだモノにしたい場合は15分以上蒸らしましょう。蒸発した精油が蓋について冷やされて下の液体に落ちますから。出来たら適当や容器に注ぎます、茶こしが付いてないものだったら茶こしを使って不純物を取り除いてくださいねぇ」


ヒロイン「ハーブティじゃないですか!」


   「ハハハハハ!」


真理「これも立派な薬草の利用法よ。でもこの方法だと根っこや根皮やら茎とかから浸出するのには向いてないわ」


ヒロイン「そういった物を使いたい時はどうすれば?」


真理「ずばり…煎じればいいのよ!」


ヒロイン「おお」!薬草を煎じろってよく言いますもんね!爪のアカとか!」


真理「流石にあたしでもアカは煎じないけどね・・・」


  「アハハハハ!」




<テーマ4煎じよう>




ヒロイン「ではマリー先生!さっそくそのド定番の方法を実践しましょう!」


真理「じゃあまず鍋は・・・・」


ヒロイン「こちらで用意しました!!」


 「ドン!」


真理「こ、これは!?」


ヒロイン「どうです魔女の必須アイテム♪鉄製の大釜ですよ! さあこれを使っ・・・」


真理「今回は使わんわぁー!!!!」


 真理は大釜を蹴飛ばした

      「ガラン!ゴロゴロゴロ!」


ヒロイン「何でですかせんせー! 少しは読者サービスしてくださいよ魔女なんだから! そんなにアメーバがトラウマになってるの?」


真理「ちがう!読者の事考えてるからよ!こんなの読んでるヤツなんて初心者でしょどうせ! 薬草に含まれるタンニン質の成分が鉄と反応して変質する場合があるから今回は無し!」


ヒロイン「使う薬草によっては鉄製品はダメなんですね」


真理「と、言う訳で今回は初心者用に陶器製の物を使用します」


ヒロイン「ちぇ、つまんないの」


真理「まず、鍋の中にたっぷりと薬草と水を入れます、事前に薬草と水を入れておいてつけておくのもいいでしょう。短ければ10分から20分、30分から50分加熱しますが、ここで火加減が重要になるわ」


ヒロイン「火加減ですか?」


真理「そう、成分が熱に弱い事が有るって言ったでしょ。80度以上で15分加熱すると成分が分解されちゃうの、そうしたくない場合は70度ぐらいの温度で1時間ぐらいじっくり煮込む必要があるわ。それに薬草の成分で泡立ちやすくなる事もあるから吹きこぼれに注意ね」


ヒロイン「はやく済ませたい時は高温でやるけど、成分によっては高温に出来ないからじっくりやる・・・てことで良いですか?」


真理「そうそうよく出来ました。じゃあ弱火でじっくり煮込みましょうか」




  ・・・・1時間後



ヒロイン「せんせー、なんか水の量が半分くらいになっちゃいましたよ。精油とか飛んじゃってるんじゃないですか?」


真理「揮発性の成分が飛んじゃうのがこの方法の難点ね。でも有効成分はしっかりとと水に溶け出してるわ、濃度を高めたい時はさらに煮詰めて水分を飛ばす事もあるわよ」


ヒロイン「万能な方法って訳じゃないんですね」


真理「じゃあ鍋を火から下ろして、こして不純物を取り除きながら別の容器に移しましょう。そしたら完成よ」


ヒロイン「やっと終わったー♪」


真理「今回はこの二つの方法ね。でもこの方法で浸出した液体は長持ちしないわ、保存料が入ってないもの。もって一日ね、でも長くてって意味だから早めに使ってね」


ヒロイン「じゃあどうしたら?」


真理「それは次回にこれらの液体をさらに手を加える方法と別の浸出方法を教えましょうか」


ヒロイン「じゃあ、今回はここまでですね。作ったコレはどうしましょうか?」


真理「そこのゾンビ共に飲ませてあげてね。毒消し草で作ったから」




 何処かで見覚えのある人物が端でずっとスタンバっていた


ゆうと「ヴぅ~ぁい、やっどでげたぁ~・・・」


悪人「なんで、オデまでぇ~・・・・」

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