アルタ群島(10)「地図に無い島々・Ⅱ」
~これまでのおはなし~
遡ること九年前、俺、佐藤翔(17)は貴重な昼休みを、友人達と「乳袋の是非」について討論することで浪費するという不毛な経験をしていた。「着衣状態なのに体のラインがくっきり出るのでエロい」と、根強い愛好者が一定数いる一方、「全くリアルさが無い」という理由でバッシングの対象になってしまった『乳袋』。俺はその時はさほど執着していなかったので、「現実においても乳袋は可能」説肯定派の友人である岸本君の言をもっぱら拝聴するのみだったのだが、彼が言うには、ブラジャーが広く一般化した二十世紀よりも前においては、胸をおさめるポケットが一体化している衣服が、実際それなりの数、存在していたらしいのである。「だから結局リアルかそうでないかなんてのは、現代的感覚によって形造られたつまらない主観判定でしかないんだよ。過去リアルじゃなかったことが今リアルになってたりするように、今リアルじゃなくても未来でリアルならそれは本質的リアルを内包していると言えるんだよ。そして俺には目を閉じれば乳袋がファッションのスタンダードになってる近未来の姿が見える。それなのに『乳袋=童貞妄想』の一言で斬り捨てるのは、乳への弾圧だよ。遺憾だよ。でも、乳はそんなものには屈さない。なにしろ乳は、たわむからね」。俺達の討論をよく分からない形で小耳に挟んだのか、「お前ら、くだらないこと話してないで、一度、夜の峠に来てみろヨ。そこに、本物の“リアル”って奴があるゼ」と多分間違った会話の入り方をした上、謎の言葉を残して去っていった坂本君(二学期の途中でなんか急に学校やめた)のことはさておき、熱く語る岸本君の話を、俺と大津君(乳袋否定派)は大して聞いちゃいなかった。なにしろ、俺たちが教室から見下ろす先では、体操服に身を包んだ女子が健康的なお色気を振りまいておりましたので。
民兵団の長であるというハゲたオッサン、ザンビディスとの会話は続いていた。
「――『地図に無い島々』、ですか?」
「ああ。『忘れられた者達の島』なんて言ったりもするな」
俺が今いる『アルタ群島』なる場所は、厨二感漂う通称を持った土地であるらしい。
群島、ということは、複数の島で構成される地域なのだろうが、しかし。
「何故そんな異名が? どういう意味です? 辺境にある島だったりするんですか?」
世界地図の端っこの方に位置しているんだろうか?
「いや、アルタは確かに何も無いド田舎ではあるが、辺境地ではないぞ。むしろこの辺りの海は、船の行き来だけならかなり活発な方だろうな。大きな大陸二つに挟まれた内海だからな」
ほう。
「では、どうしてそんな妙な呼び名が?」
「アルタ群島は、どこの国の領土でもないんだ。だから、周辺にある五つの国がそれぞれ作っている自国の地図のどれにも載っていない。周りの国々の地図をつなぎ合わせると、それらの間で、穴のような空白地ができる。そこにあるんだ」
「それは……変わってますね」
国境係争地か何かなのだろうか。
「でも、空き地ならどこかの国がさっさと占有しそうなものですよね。そうしない理由でもあるんですか?」
「どうだろうな。アルタからちょっと行くとあるサルバタクス島やリケルス島みたいな大きな島と違って、占領する価値もない貧しい土地だから無視されてるって気がするな。さっきこの辺りの海は船の行き来が多いって言ったが、目立った産業の無いアルタにはほとんど商船も立ち寄らず、素通りしていくしな」
なんだそれ。悲しすぎるだろ。
「まあ今の国境線は基本、『大帰還』の時から動かさないよう協定もあるらしいから、慣例的なものに配慮してるのかもしれん。詳しい理由は俺にはわからん」
むー……。
「でも、失礼ながら、皆さんみたいにわざわざそこに住んでる人もいたりするわけですよね?」
「ま、そりゃな。貿易船が立ち寄るような経済的な価値はなくとも、どこの国の支配からも外れた土地だからこそ価値がある、という側面はあるからな」
「と、言いますと?」
「アルタに流れてきた連中のほとんどが、過去に理由があって、祖国を離れた奴らなんだ」
「ああ……それで、『忘れられた者達の島』ですか」
なるほどねえ。政治的空白地だから意味がある、ってことか。
地球で言う、第三世界的な感覚かな。亡命先に向いてるというか。
随分と特殊な土地に来たものだな。
山の上から周りの景色を見た時、水平線が確認できなかったから、まさか島とは思わなかったけど。まあ山というより小高い丘って感じの場所だったから仕方ないのか?
「貧しい島々だが、そうやって人がぽつぽつやって来るから、なんだかんだ町のようなものもできる。で、ここは『カリピュア』って名前の集落ってわけだ。一応、アルタ群島の中じゃ一番大きな港町、ってことになるな」
「なるほど。割とたくさん人は住んでるんですか?」
「いや、全然だ。一番大きな、と言ってもそれは所詮アルタの中での話であって、よそじゃ漁村と間違われても仕方ない」
ヒエッ。
無人駅とかシャッター街がマシに見えるレベルじゃねえだろうな。
「アルタには、小さな島がそれこそ無数にあるが、人が住んでいるのはそこそこの大きさがある『オビ島』『ヴィコ島』『テルソエッタ島』『ツェツェーリ島』の四つだけだな。カリピュアがあるのは、アルタ群島のほぼ中央に位置しているオビ島だ」
アルタ群島内、オビ島、カリピュアの町、民兵団ブラックヘイズ詰所。
それが俺の今いる住所ということらしかった。
「ただ、成り立ちが成り立ちだから、当然治安は良くない。集まってくる連中は脛に傷あるようなのばかりだし、守ってくれる国があるわけでもないしな。それで、俺たちみたいな民兵が必要になるってわけだ」
つまり民兵と言っても、他国と戦争をする為にいるわけじゃなく、島の秩序を維持する為の組織だってことか。
ん?
それって、要するに警察署にいるってことじゃん、俺……。
「恐らく、俺たちがいなきゃモラルの欠片もなくなっちまって、お前みたいなのはまともに歩けない土地になってる筈だぜ。実際、何十年か前、『ブラックヘイズ』の設立者がアルタを掌握するまでは、この島を牛耳ってたのは近海を荒らしてる海賊連中だったらしいからな」
西部劇並の無法の地だな、おい。
土地を治めてる国が無い、って、税金無さそうだしいいじゃん、と思ったけど、結構デメリットも多いのね。
勉強になります。
「色々教えていただきありがとうございます。なにぶん、右も左も分からなくなってしまっているもので、非常に助かります」
とりあえず頭を下げておこう。
命の恩人ぽいし。
というか、実際このハゲイソン・ステイサム、すごく優しいと思う。
懇切丁寧にあれこれ教える義理なんてないのに、こんな怪しい男にわざわざ時間を割いてくれている。
まるでゲーム序盤に説明役を担わされるNPCのようじゃないか。
こういう気の利いた性格じゃなきゃ、無法の島で人の上に立つことなんてできないのかもしれないな。
「なーに、いいって。
しかし、そう言った後、思いあぐねた様子で腕組みするハゲッサン。
「だが、記憶喪失か……。色々聞きたいことがあったんだが、参ったぜ」
「覚えていることも一応ありますよ。自分の名前とか、年齢とか」
「ああ、そういやさっき名前を名乗ってたな。確か――……」
口ごもる。
えっ。なにその反応。
「まさか、もう忘れたなんて言いませんよね。教えたばかりですよ」
「あぁ? 馬鹿言うなよ。そんな簡単に忘れるわけ……ヒントくれ」
本当に忘れてやがった。名前覚えるの苦手、って言ってたのは謙遜とかではなく単に事実だったんだな。
「サ、ではじまる三文字です」
「さ、さ、さ……」
漫画みたいに、ポン!とひとつ手を打った。
「サルサ。そうだ、サルサだったなお前の名前」
よーし。このハゲ殺そう。
つか、サルサってひどいな。サしか合ってない。三文字中二文字間違えてるよ。しかも特に脈絡も面白味もない間違え方で完全に滑ってるし。
やる気がまるで感じられませんね。
ついでに、下の名前がショーだから、サルサショー、でサルサダンスのショーみたいになっちゃうし。
「フルネームだと、サルサ・ソーだったか」
おいぃ。
「ん? ソー・サルサ? サルサ・ソーだな。ハハハ。改めて聞くと、なんかサルサソースみてえな名前だな」
お前がサルサソースに寄せていったんだろうが! 独力で!
匍匐前進するみてーに、じりじりじりじり近づけていったんだよ! 少しずつ!
つか、佐藤翔をサルサソースって呼び間違える奴とか、地球異世界多元宇宙全部合わせてもお前だけだよ! 無理矢理にも程があると思うんですけど!?
あとこの世界にサルサソースあんのかよ!
「違いますよ。家名と名前の順序はどっちからでもいいですけど、家名がサトー、名前がショーです」
「おっ。そうかそうか。わりぃ。ガハハ」
ガハハじゃねえ! 畜生!
俺のチート能力よ、こいつに残った僅かな毛根全てを死滅させるスキルを今すぐ授けろ!
「他にはどんなこと覚えてるんだ? 島に来る前住んでた場所とかどうだ」
「ダメですね。東の方だったような気はするんですが」
無論、日本のことは覚えてるが、ここは忘れてしまったことにした方が良さそうな流れなので、そう言っておく。
「東か。となると、ノヴラかイルアチアってとこか……。ちなみに、仕事何してたかは覚えてるか?」
「……」
石のように沈黙。
「記憶に無いですね」
「そうか。実は、割と重要なことでな。何かできることが無いと、お前相当困ったことになるだろうからな」
「え……?」
それは一体どういう。
「だってお前、その様子だと自分がなんでここにいるのかロクに見当が付いてないんだろ」
「あ、はい。その通りです」
確か夜、メムと同衾に至ったのにメックスできなくて歯ぎしりしてたんだよ。
そしたらなんかバッドトリップばりの夢(?)を見て、絶対死んだーって感覚になって、意識失って、目覚めたら乳袋。
おっぱい。
畜生、揉みてえなあ。おっぱい。
別に金も権力も掴まなくていいけど、おっぱいは鷲掴みにしてえ。
「まあ、俺も兄ちゃんがブッ倒れるに至った細かい経緯までは知らん。だが、ヴェポの呪いにやられた、というのは知ってる」
「さっきもそれ言ってましたね。ベポって」
「まあな。……ハァ」
溜息つかれたぞ、おい。
「こんなことも忘れちまってるんだな、お前。この先大丈夫かよ」
うっ。なんかすいません。
「別に兄ちゃんにああしろこうしろ言うつもりはねえけどよ、記憶が無いなら無いで、思い出すまでは自分に常識が欠けてるって自覚しとかねえと、拾った命をまたすぐ捨てることになるぜ」
説教されていた。
「特に病気の類はそうだ。例えば、お前が村の外で行き倒れてる人間を見かけて、親切心で連れ帰ったとするよな。だけど、実はそいつが
風俗に苦い思い出がありそうな人である。
「ヴェポってのも、そういう代物の一つだ。こいつは病気じゃなく呪いでな、言うならば、人間を歩く毒薬にしちまう。体の色が黒に近づけば近づくほど、危険とされている。少なくとも俺はそう聞いた」
「え……」
それだけで、ピンときた。
きてしまった。
「ネア先生と一緒に住んでる妹がいるだろう。お前が森で会ったって言ってた子だよ。あれは生まれ故郷にいられなくなって、アルタに流れてきたヴェポの娘なんだ。島じゃ、悪い意味での有名人だ」
「……」
俺は押し黙る。
腹の底に鉛が落ちたような感覚があった。
「死にたくなかったら、ヴェポには近づくな。……そんなこと、島の子供だって知ってる」
(ああ……そっか)
そういうことか。
俺は、己の察しの良さを憎む。
メムの無垢なはにかみが何処から来たものなのか、ほんの僅かな説明で理解できてしまったことに、陰鬱な感情の
「姉貴の方は、なんともないんだがな。あんな小さい成りで、アルタみたいな田舎にゃ勿体無いほど優秀な魔術師だし」
「そうですか。はは……。なるほど」
哀しい気持ちになっていた。
くそー。なんだよもー。そういうのやめてくれよ。
やるせねえ……。
「ちなみに、近づいちゃったらどうなるんです?」
「幸い、ヴェポは呪いであって病気じゃねえからな。他の奴に伝染していくわけじゃねえ。兄ちゃんも、単に死にかけただけ、みたいな状況だった。そこら辺は病気ってより、やっぱ毒の方が近いな」
経緯はともかく、状態だけなら変わった毒キノコに当たって死にかけた、みたいなもんか?
ペストみたいに、自分が次のキャリアになって二次被害をまき散らすようになるわけじゃないのは、不幸中の幸いか。
「ただ、普通は即死だけどな。俺の知ってる限り、あの嬢ちゃんの呪いに関わって生き延びたケースは兄ちゃんがはじめてだよ」
「……」
そんなにヤバいのか。
「あの嬢ちゃんも、ティムルクの外れの森で誰にも会わず、おとなしくしてくれてる分には別に文句はねえんだ。ネア先生には俺たちもよく世話になってるし、島には居て貰わねえと困る人だからな。その親族ならある程度は大目にみる。だがつい先日、一人死者が出ててな」
ザンビディスの声が険しくなる。
「割と死んだ奴の自業自得みたいな事件だったんで、そう大事にはならなかったんだが、改めて、あの娘を島に置いとくのはヤバいんじゃないか、って声があがってたんだ。そこにもってきて、今度はお前だ。もし立て続けに二人死んだ、なんてことになってたら、ネア先生の家族であっても、アルタから出てってもらうことになったかもしれねえな」
「そうだったんですか……」
何も知らないまま、妙な話に巻き込まれていたようだった。
今知ったばかりの情報が多すぎてうまく消化できないけど、なんともモヤモヤするわ。
「一応、俺個人としちゃ面倒事は避けたかったし、お前が生き延びてくれたのはありがたく思ってたりするんだぜ」
ニヤッと笑う。
「例えそれが、記憶喪失で、見かけねえツラで、信用ゼロで、怪しい野郎だとしてもな」
「す……すいません……」
全部が全部ただの事実である。佐藤も思わず苦笑だわ。
謝ることしかできねえわ。
「ハハ。なぁに、そう小さくなるこたぁねえよ。むしろ
「じゃあ、こうやって話してるのも実は……」
「ああ。お前がどんな奴か見てたってのはあるな。もしあからさまにビチグソ野郎だったら、
お、おおおお……。
そ、そんな怖い目で見ないでくださいよ。威圧感パねえッスよ。
背負った過去なんて何も無い、ただのサルサソースですよここにいるのは。
ま、でも平気かな。
根っこの小市民っぷりが滲み出てたろうし、ビビリの変な奴としか思われなかったんじゃないかな。
つまらん
「自分で言うのもなんだがよ、俺はこれでも人を見る目には自信があるんだ。だから、兄ちゃんが昔のこと忘れちまって何も知らない、ってのは信じてやってもいい」
……。
うん。節穴じゃないですかね、その目。
佐藤の野郎は記憶失ってないですよ。騙されてますよ。気をつけて。
「『ここが島』って知って驚いてた様子は演技にゃ見えなかったし、そもそもヴェポを相手に死にかける馬鹿は本当に記憶喪失でもなきゃ、まずいねえしな」
どうやらくたばりぞこなったことで、逆に身の潔白を証明できていたらしい。
複雑だぜ。
「だから、今現在の兄ちゃんのことはある程度信用してやる。ただ、それと過去のお前……記憶を失う前の兄ちゃんがどんな奴だったのかは別の話だ。お前みたいな見覚えのない奴が『いつ』『どうやって』この島に来てたのかは気になるんでな。そこはきっちり調べさせてもらう。その結果
「は、はい」
調べても、何も出てこなさそうだけどね……。
「あ、一応、釘刺しとくが、面倒になる前にトンズラしようだなんて思うなよ。ここは島だ。港の船の出入りは俺たちが管理してる。気付かれずにこっそり出て行ける、とか舐めたこと考えてるなら……」
親指をスッと引いた。
首をかき切るポーズ。
そして、口元歪めて不敵な笑み。
出た。ハゲイソンスマイル。
「……」
ちょいちょい脅し入れてくるよねこの人。
強面のベテラン刑事かよ。
「あのー、ちょっと聞いていいですか?」
「ん? なんだ」
「えっとですね……さっき俺に『何かできることあるか?』みたいなことを言ってませんでした? 『前の仕事覚えてるか?』って」
俺がそう言うと、ザンビディスはまたしても漫画みたいに、ポン!とひとつ手を打った。
「おお、そうそう。それだ。お前、『呪いの影響を受けて、死にかけて、治療を受けて、生き延びた』って一連の流れは分かったな?」
「ええまあ。感謝してます」
「で、それに尽力してくれたのが――……」
ガチャッ。
「……っと。言ってる傍から来たみたいだ」
部屋の扉が開いて、長身の人影が姿を現す。
「すみません。お邪魔しますね」
♪シャラララ~~ン。
と、効果音が聞こえ、可憐な花の絵と少女漫画系のぽわぽわしたスクリーントーンが周囲に広がった。気がする。
色白金髪綺麗系の美人お姉さん。
それが第一印象。
しかも、である。
(……トゥンク……)
俺の胸が高鳴る。
もふもふ耳。
キツネみたいなもっふもふ耳が頭部から生えている。
淡い若草色のローブの裾からは、もふもふ尻尾が。尻尾が。尻尾。
「すみません。遅くなりまして」
低く落ち着いた声だった。ハスキーボイスって奴だ。
ファッションモデル風の美女系ルックスと絶妙にマッチしていた。
「いや、いい。ちょうど、この兄ちゃんにお前の話をしようとしてたところだ」
ハゲッサンが俺のことを指し示すと、お姉様の目がわたくしの顔を真っ直ぐに捉えましてよ。
「こいつの名前は、サ、サ、サ……」
え。
まさか。
このハゲ、ものっそい眉間に皺寄せながら、手を顎に当てて、脳味噌フル回転させてる気配ですけど、まさか。
「!!!」
えっ。何?
「サィトウだ」
うぉーーい!
小さい「ィ」いらなーーい!
いや惜しいですけども! サルサとか改めてどういう間違い方だったんだよって思いますけども!
でもそれだと……。
「サイトウさんですか。私はリムと言います」
ほらー! 斎藤になっちゃったじゃんよー!
「この島で、薬師の真似事をさせて頂いている者です。どうぞよろしく」
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