第6話事件2



戦闘ルームに着き俺たちは観客席でその戦いを見守る。リーダーの奴は制服のままで戦うようだ。検事は今日もらった戦闘服を着てそこに立っていた。観客席の周りには少しながらの人が見えた。さっきの喧嘩騒ぎを見ていたやつであろう。検事はくっしんを終え拳を構える。リーダーの奴は手をポケットに入れたまま立っている。俺にも少し武術の心得はあるが検事の構えは見たことがなかった。これも異世界だからかな?

両者が戦場に立ち審判ロボットは、


「ヨーイスタート」


ロボットが言い終わると検事が叫ぶ。


「我契約の名の下に我のコテとなりて敵を打つ力大天使ミカエル契約に応じよ!」


検事が拳を天にあげ叫ぶ


「我契約の名の下にそなたのコテとなりて敵を打とう我が名はミカエル」


見えない声が聞こえなくなり検事に光のオーラが纏う


「行くぞ」


とても低い声で言うと、リーダーの奴は


「アグレメントだと!悪かった!許してくれ」


と、手を合わせ頭の上に持っていき謝る。


「さっきの威勢は、どうしたんだ。まぁいい気おつけろよ次から」


検事が舞台を降りるようとした時、リーダーの奴はニヤついた。不意に背中を見せた検事にタックルを決める。倒れた検事の頭を掴み戦闘場に投げつける。検事は飛んでいき真ん中に着地をする。


「謝るわけねぇだろバーーーカ」


奴は舌を出し検事に煽る。検事立ち上がり奴を睨む。


「怖い怖いそんなに睨むなよ。まぁいいや」


奴は拳を地面に叩きつけつけ、


「我契約の名の下に相手を絶望させる力を与えよ大魔神ベルゼブブ契約に応じよ」


「我契約の名の下に絶望させる力を与えよう我が名はベルゼブブ」


「纏え」


奴はそう言い終わると体の周りに黒いオーラが纏い黒と緑が特徴であり所々にチェーンが付いており背中には悪魔の翼が生えている。髪も少し緑掛かる。


「纏えるのかお前は」


検事唖然して立ち尽くす


「お前の脳に刻みな俺の名は闇崎流線だ」


流線は走り出し検事懐に入りアッパーを決める。検事は天に飛ばされているが流線は空を飛び検事の腹に思いっきり殴り地面に叩きつけつける。


「まだ終わるなよ、絶望はまだまだ終わらないぞ」


倒れている検事の頭を持ち、


「悪夢の始まり」


そう言い放った瞬間検事苦しみだす。


「いいぞもっともっと絶望しろ!楽しいなぁ!」


笑いながら検事を掴む。


その頃の響鬼達はなんとかできないか考える。俺にあいつが倒せるか?倒せる気がしない。力があればいいが力は、あるわルシフェルと契約してたの忘れてた。俺うっかりテヘ


「ルシフェル今力は使えるか」


「できますが、そういうことですね!」


「あぁ、俺に力を貸してくれないか?」


「分かりました!でも気おつけてくださいね」


「分かった」


響鬼は堕天使の紋様がある右手を見ているとルシフェルが手を取り同じく紋様がある左手に手を絡ませる。今の状態は右手と左手が手を絡め合っている状態である。


「あれみたいに言うのか?」


「私たちはイレギュラーなので決めてないです」


「なら、こんなのはどうだ?」


ルシフェルの耳に手をかざしコショコショと話し、「それはいいですね!」とルシフェルの同意をもらえたのでいざ、


「我は共にそなたと共にその力我に預け共に戦いに挑もう堕天使ルシフェル」


「我はそなた共にこの力預けようそして共に挑もう我が名はルシフェル」


「「契約は完了したこの力に刮目せよ」」


響鬼とルシフェルは合体し容姿が変わる。髪は長くなり金が主で黒髪が後ろになっており服は、紫と白と赤色で所々に光の球体が浮いており服はドレスに少し近い。堕天使の翼は九つありそれを羽ばたかせ戦闘場に着き流線の腕を掴み


「「そろそろやめろよ三下」」


二人の声が合わさった声で流線に言い放つ。


「次に絶望させられるのはお前か三下」


流線はニヤリと笑い検事を掴んでいた手を離す。

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