第2話入試を終えて



入試試験を終え俺とルシフェルは、春から新入生として『古宿防衛高校』の一年生となる。入試は、マジでギリギリだった。ルシフェルが教えてくれたら辺がドンピシャで出たから何とか合格できた。


家に戻りルシフェルとソファーに座り会話をしている。


「よかったですね響鬼さん!」


「あぁ、ありがとうなルシフェル。ルシフェルの教えてくれたところが出たから合格できたんだ。」


俺はルシフェルの白く柔らかい手を握り感謝を言う。


「いえ、このくらいは///」


ルシフェルは俯きぶつぶつと呟く。その顔は赤くなっていた。


「明後日から学校だなルシフェル」


「私は初めて行くので、楽しみです!」


「ルシフェルは初めてだったのか」


「悪魔で人間界の学校です。天界の学校では首席でした」


まぁ、なんか納得だな。


「本当に助かりました」


「いえ、私が言い出したことですし」


「いや、あのままだったらやばかったよ正直言うと」


入試の事を話し終わり時刻は夜11時を過ぎていた。


「そろそろ寝ましょう響鬼さん」


「そうだな、まだ休みだけどここから生活態度は改めなくなちゃな」


「はい、では私はこれで」


ルシフェルはソファーから立ち上がり二階に行く階段を上って行く。


俺もそろそろ寝ようかな。


階段を登り右に曲がり部屋のドアを開ける。部屋は至ってシンプルで机にその隣にベットがあり、部屋の角には鏡がある。壁には制服が掛かっており、ブレザーは藍色で、ズボンは灰色である。ネクタイは黒と青が斜めのシマシマで例えるなら床屋の回ってる感じのシマシマである。自分を鏡で見てると、黒髪で髪はオールバックの少し前髪が残っており、顔の眉毛あたりに刃物で切りつけられた傷跡があり背は、173センチあたりである。


「はぁー、またあんな間違いを犯さないようにしないとな」


響鬼は一人鏡の自分に言い放ち、ベットにはいりこむ。


それから数日響鬼達は入学式を迎えた。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る