第6話 隣人(騒音)

千歳を送った後、俺は異変に気づいた。朝かけたはずの部屋の鍵がかかっていないことに・・・!ま、まさか強盗?

 お、落ち着け俺、とりあえず落ち着くんだ、七星伊月!

ガチャ

開けたはいいが、警察呼んだ方が良かったか?万が一、本当に強盗だったら、、、いやまさかな、なんかゲームっぽい音聞こえるけど気のせいかな?

『お兄ちゃん!』

「うっわーキモ。月くんこんなのやってんだー。」

「おいお前えええええええええ!!!」

「え!?なにさ、びっくりした~」

「びっくりした~、じゃねぇよ!何勝手に人ん家入って人のゲームしてんだよ!」

「だってさ、お母さんったらひどいんだよ?」

こいつは俺の隣人の鳴沢(なるさわ)ひなた、男かってくらい女子らしさの欠片もない人間だ。

「ちょっと月くん聞いてる?」

「聞いてない」

「聞いてよ!もぉ~!」

「あぁそうだ、俺今日からハーレム作るから。」

「だからさ、ハーレムってなんなの?前から聞いてるけど教えてくれないじゃん?」

「ま、俺の周り見てりゃそのうち分かるだろ」

「ふ~ん」

俺のこと好きだろうな~と思ってるやつを挙げていくからな!聞いてれよ!

浅見千歳  

なんでだ?なんで一人なんだ!まぁ美羽は彼氏いるし、胡桃沢は取っ付きにくそうだし?千歳くらいなんだよ。

「ねぇ月くん」

「あ?なんだ?」

「月くんさ、学校楽しかった?」

「まぁまぁだな」

「そっか・・・」

なんかあったのか?ひなたはこういうこと言わないからな、

「なんかあったなら俺に・・・」

「じゃあ、あたしもう帰るね!」

「あ、ちょっと」 

・・・帰ってしまった、本当に何があったんだ?

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

俺たちのハーレム計画 @Kanonnendres

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ