第18話  団結

リンと三叉路で会ってユウカちゃんの家へ行く。ユウカちゃんの家へ着く。ピンポーン、チャイムを鳴らす。ガチャと音を立ててドアが開く。

「上がって。」ユウカちゃんが声をかける。

「おじゃましまーす。」「おじゃまします」リビングに着くと、ユウカちゃんの他に知らない女の子が2人いた。

「こんにちはー!私は福島柚月ふくしまゆづき!中一なんだあ。あなたは?」

「え、えっと。」ユヅキちゃんの元気にちょっと私は気圧される。

「私は、長尾千春。中二。こっちは佐藤凛ちゃんで私と同い年なの。よろしく。」リンは、

「よろしく。一緒に頑張ろうね!」と言った。

「そうなんだ!じゃあ先輩だね。は!しまった。先輩だから敬語話さなきゃいけなかった!」

「別にいいよ。年も一つしか変わらないからタメでいいよ。」リンが答える。

「私も気にしないよ。」すると、ユヅキちゃんは

「澪も挨拶しなよ。」ともう一人の子を立たせて私たちの方へぐいぐい押した。

「やめてよ、柚月ちゃん。あ、あの、えっと、その」ミオと呼ばれた女の子はしどろもどろしながら私達に挨拶する。

「私は山城澪やましろみおです。あ、えっと柚月ちゃんと同い年です。よろしくお願いします。」挨拶が終わったところでユウカちゃんが、

「それより、自分たちの武器や力について話したら?」と言いながら紅茶とお菓子をテーブルに置いた。そして、

「私の武器は銃。力は千里眼。遠くまで見える、建物の中が透けて見えるといったところかしら。」続けてリンが

「私は弓で戦うよ。力は回復。死んでさえなかったら、どんな傷も治せちゃうよ。」リンがこっちを見たので

「私は、大剣で戦うよ。力は防御結界ガードで、大きさは、私ともう一人くらいは守れるくらいかな。」何度も戦ううちに、私の防御結界は大きくなってきて、今ではリンも守れるようになってきた。すると、ユヅキちゃんが、

「私は自分のパンチやキックで戦うんだ!力はとっても早く移動できるの。あー、でも瞬間移動じゃないから使いすぎると疲れちゃうんだー。」その後ミオちゃんが、

「えっと、私の武器は槍、です。」と言った。

「澪、力について話さないと。」

「あ、そっか。私の力は、生き物ではないものを増やしたり、減らしたりできます。例えば、攻撃力とか武器の数とか、です。」こうしてお互い挨拶をし終えた。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る