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第19話「星の数ほど」
夜空の星を見上げた時
幾多の光が、地上にはない美しさとして
いま、囚われていることの外として見える
だけど、それが却って、身近にあるものをより鮮明に映し出す
感動は、
自分が眼にした光景の中に
自分が見聞きした出来事に心が共鳴した時に
自分が諦めかけた出来事が、復活した時に
足元から、頭上まで
感動の幅は降り続けている
星の数ほど
可能性はなく
一つのことに賭ける、架ける
その美しさ
星の数ほどはない
頭上の幾多の星よりも、
地上の自分の星を大切に思う気持ち
自分を諦めてはならない
いま、囚われていることの外として栄える
でも、たった一つ、たった一つの出来事
それが却って、身近にあるものをより鮮明に映し出す
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