第13話「他人の目」

自分が、他人に価値をつけられる立場になると

他人の目は、牙を剥く

ちょっとした誤解が、積み重なって、牙を作る

他人の窓口になると、角の埃さえも目立ってしまう


他人の秤にかけられたまま、重りは行ったり来たり



他人と少し、ずれてしまったら

他人は、価値観を押し付けてくる


いつも自分が妥協しては、疲れてしまうよ



すべてがうまくゆくことなんて、ないのかな





自分の心の選択が、他人の目に、潰されてゆく




それなら、口を開かなければ、

他人へ相談なんてしなければ、

他人を当てにしなければ、

他人を信じなければ…



独りになる時間





孤立してしまう時間





他人の心を選ぶとき、自分の心はどうすればいい?














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