第6話「胸の痛み」
大したことではないのかもしれない
ちょっとした言葉の端
ただの言い方次第
勘ぐりすぎの気疲れ
ちょっとした積み重ね
大したことではないのかもしれないけど
胸の苦しさを感じたら
息苦しさを感じたら
自分の頑張っていたことや、心の支えが、実は、フェイクだったと感じたら
言葉足らずの
うやむやにされた心の
傷の重なりが、臨界点を迎えた
人を信頼することの難しさ
自分の居場所が、フェイクだったと
話す先のない話しを、ここでして、
自分に言い聞かせているのか
自分を励まそうとしているのか
自分で、自分をケアしているのか
誰も、いない
誰も、いない
誰も、いない
悲しみの中に、心を詰め込んだ
書き出した文字に心を埋め込んだ
ここには、心があるんだ
心ない言葉で、傷つけられた時間
心の中を選ぶ時
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