コーラと魔王 如月芳美様

 そろそろ文字を認識する機能の低下を感じますぜ。


 ふふっ目薬目薬(狂気の瞳)。


 大雑把な計算で申し訳ないですが、おそらく40万字くらい読んでいるはずです。


 どうせなら大台にいきましょう。




 コーラと魔王 如月芳美様


 https://kakuyomu.jp/works/1177354054880357526




 異世界に転生する勇者や魔法使いが増えすぎたせいで、魔王様グレちゃいました。


 あまりにも転生やチートが多いもんで、魔王様も人間界に家出する時代に。


 アンチテーゼ的な始まりを見せる今作、どのようなテイストで進んでいくのかと思いましたら。


 うん。


 コーラです。




 コーラにどハマりした魔王様は、地味でもったいない女子大生に拾われ、のらりくらりと生活します。


 現代のことには疎く(たまにすごく鋭いけれど)、勘違いを誘発していく魔王様が愛らしいです。


 コーラのように甘く、コーラのようにほのかな刺激弾ける、そんなラブコメです。ええ、血なまぐさい戦いのない、平和な現代です。


 淡々と紡がれる物語はある種の一定の温度を保ちつつ展開しているように思いました。


 大規模な世界の事象ではなく、日常の中で関係性が変わり、お互いを大切な相手だと自覚していく様子に、たまにヤキモキして、微笑ましくも思います。




 日常的で、魔王を存在させていますが、舞台はあくまで現代であるため、あっと驚く大げさな展開は終盤までお預けといった感じでした。


 どんどん人間臭く、七音のことをどんどん好きになっていく姿に、魔王さん可愛いと思わず思ってしまいます。


 基本的に魔王の一人称で進み、ほかのキャラの心情がピックアップされることは少ないです。


 けれど、視点がころころするよりは、わかりやすくていいと思います。


 その飲み物はコーヒーであってはいけない。


 シャンパンであってもいけない。


 初めて飲んで感動した、コーラの味だからこその、雰囲気なのです。




 もはや言うまでもないことかもしれませんが、


 コーラを一緒に飲む相手がいるからこそ、美味しいんですね。




 さて、まだ読んでやろうと思う私は、限りなくしゅらっしゅらだと思いますが(やだその擬音)、ちょっと飲み物でも買って休憩します。


 ふふっ。もちろん決まっているじゃないですか。





 サイダーです。






 嘘です。


 さすがに空気を読んでコーラを飲みました。


 22時半を回っていますけどね←気になる甘味&カロリー。


 そして、次です。

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