悪竜の騎士とゴーレム姫 雨宮ソウスケ様

 作者様の名前と偶然の一致なのですが、ふもっふのまとめ動画があがっていたので、久しぶりに見ました。


 改めてあの作品は天才ですが頭おかしい。


 人質に取られたヒロインを助けるために、犯人の弟を人質に取る場面は圧巻です。


 正義ってなんだ。




 悪竜の騎士とゴーレム姫 雨宮ソウスケ様


 https://kakuyomu.jp/works/1177354054881600581


 王道たる王道じみた王道のようなロボファンタジー物といえば良いのでしょうか。


 異世界転生ではなく、初めからここではない異世界が舞台です。


 ハイファンタジーのジャンルになるんですかね。


 文体はラノベのお手本のような感じですね。


 適度にキャラとヒロインを出して、主人公がさりげなくモテつつもメインヒロインにきちんと焦点を当てている。


 最近メインヒロインがメインじゃない展開も、好きですが(ないがしろにされてる感じって興奮しません? しませんか)、きちんと可愛いく装飾されていますね。


 バトルシーンは、私自身書けないので何も言えないですが、きちんとピンチになる、絶望的な状況に陥る。

 知恵や機転で乗り越えるという基本的な流れです構築されているので、適度に手に汗握れて、心地よいです。


 全てにおいて一定水準以上の作品であると感じましたので、こういったジャンルが好きな方は、間違いなく楽しめると思います。




 さて、触れよう。


 ま


 た


 ね


 こ


 み


 み


 かーい。




 ごめんなさい本当に不当な感想でごめんなさい。


 でも二週間で何度も猫耳ヒロインを見てみてくださいよ。個性ってなんでしたっけってなりますよ。


 このヒロイン可愛いです。


 けれども、可愛い以上の感想が浮かんでこないのです。


 ただあくまで、第1部のみを読ませて頂いたうえでの感想なので、キャラとしての深みや良いとこも悪いところも、きっとこれから出てくるのでしょうから、今の所はそれでいいのかもしれません。




 それで、なんで私が猫耳ヒロインにこんなに反応しているのか、なんとなく答えのようなものが出ました。


 猫耳ヒロインって、今回の物語ではメインですが、基本的にサブヒロインに多いポジションなような気がします。


 インパクトあって作品を色付けするキャラが欲しい。猫耳少女出しちゃう?みたいな思惑を感じるのです(それはきっと妄想)。


 一定以上の支持は得られると思います。読者目線であれば面白く可愛ければなんでもいいのです。


 ただ、最近の私は読者目線ではなくなっている感じなんです。


 作品の感想を書く上で、この作品も異世界転生かーじゃあどこを強調して感想書けばいいんだ……とかただ面白かった意外の視点を少しでも考えます。


 そして、好みの関係なく、色々な作品を信念に基づいて強制的に読んでいます。


 趣味ではなく仕事のような感覚。


 なんだか、まるで編集さんのような気持ちになっているのです。


 日々応募されてくる作品を読まれる編集の目からすれば、あーこのキャラもエルフね。で、個性は?とか。

 猫耳少女かー。このキャラ出なきゃいけない理由って?他の作品でもこういったキャラはいたけど、どこで差別化を図っているのか?


 とか書いていてすごくうっとうしいような視点になってしまっています。


 もしかしたら編集の方々も、日々こんな感じで読まれているのかもしれません。わからないですけど。


 そんなこんなで、属性によるキャラ付けプラスアルファで、そのキャラが必要な理由に、他のキャラにはない固有性というものを見出せれば、さらに一歩進んだ作品へと昇華できるのかもしれないと、ぼんやりと感じました。


 成長なのかひねくれなのかはわかりませんが、ある意味良かったように思います。




 そして、50万字以上あるこの作品を、キリのいいところまでしか読めずに、まことに申し訳ないです。多分7〜8万字くらいしか読めていないと思いますので、またいずれゆっくりと読みに行くかもしれません。


 改めて、皆様ご参加ありがとうございます。




 さて、この土日が修羅場です。


 今から私は




 修羅に入る。

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