ハル姉ちゃんと僕 東雲みまる様

 私には姉はいませんがなんだかお姉ちゃんがいたような気がする←彼はとても疲れています。


 妹がいなけりゃ妹という存在に自分の嗜好を妄想で託しますし、姉がいない私は、時たま姉という存在に憧れることもありました。


 とある姉キャラ(キャラというただの姉)に弟とはどんな存在かと尋ねたことがあります。


「弟? うーん奴隷?」


 あなたはひどい人だ(恐怖)。


 姉がいる男性は、女性の扱いがうまく、モテる傾向にあるという話題で話をしたこともらあります。


「あー兄に媚びる妹はいても、弟に媚びる姉は現実にはほとんどいないよ。だから弟としては女っていう存在がどんなもんかわかってるから、理想を抱いてないんじゃない?」


 なるほど。


 姉が欲しいんじゃない。


 甘やかしてくれるお姉ちゃんが欲しいのか。


 そんなのは、次元を超えなきゃいないです。遠藤です。




 ハル姉ちゃんと僕 東雲みまる様


 https://kakuyomu.jp/works/1177354054884239459


 お姉ちゃんに憧れる少年の、姉とのほのぼの日常系。


 ごめんなさい大嘘です。


 タイトルからそういった方向性だと思ったのですが、実は違いました。


 ハル姉ちゃんに好きな人がいたりするのはいいのですが、少年の行動が過激すぎる。


 姉ちゃんの好きな人に危害まで加えちゃいます。


 若さゆえの暴走。青春の一ページかもしれませんが、なかなか。


 作者様が女性ということで、納得できる部分がありました。


 これが男が書いたのであれば、好きな人がいると言いながらも、展開的には少年に思わせぶりで優しい態度をとるパターンが、おそらく多い。


 けれども、何一つ少年の思い通りになっていかない。


 初恋は叶わないというジンクスもあります。


 本当かどうかはともかく、それだけ恋愛とは理不尽で思うがままにいかないものです。


 そう、こちらがどれだけ好きでも、相手にとっては究極的には関係ない。ああっ(トラウマスイッチオーン☆)


 どうしようもなさ、やるせなさ。


 ビターなほろ苦さ。それも青春の立派な味付け。


 今後にご期待しましょう。今の段階では判断が難しくて。




 口の中が甘くならない、無味のガムが欲しいですが、それ味なくなったガムじゃん。


 味がないならないで噛み続けることが苦痛です。


 何かを甘噛みしていたい。


 そんな夜(どんな夜?)。

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