私は魔法でやせた変身デブ女 白崎 絵筆様
へいへいぎぶみーゆあばでぃ。
寝る前に一つでも感想を書いていくスタイル。
充実感。
寝不足気味ですが……
私は魔法でやせた変身デブ女 白崎 絵筆様
https://kakuyomu.jp/works/1177354054884136354
タイトルを初めて見たその時から、ずっと気になっておりました。
もうこんなん絶対面白いやつやんって、地元方言で思わず呟いてしまうほどです。
というのも、私もおデブ経験は人生の半分以上。最高93キロのムチムチボディを舐めるでない。
まあ男でそれは需要はないです。
作品の話をします。
魔法による奇跡。私楽してやせちゃったという、ダイエッターの方々が涙を流して漏らすほどに嬉しい展開ですが、主人公たまゆらさん(本名)は意外とそこまで嬉しそうじゃありません。
むしろたまゆらさんの描く漫画のキャラが、やせた姿を見せつけようと提案し、そこからプチ冒険です。
明言はされていますが、清々しい百合展開。たまには百合もいい(恍惚)。
さて、一概に痩せればいいっていうことを奨励しているわけではないところが、面白いです。
友人は嘆きます。縮んだ乳を鷲掴み、こんなのたまゆらちゃんじゃない、と。
デブだった頃の自分を、宝物のように扱う方もいます。
ニコニコとなすすべなくという理由もありますが、まんまると笑う姿は、ふくふくとして可愛らしくもあります。
そぎ落とされた脂肪の分だけ、それだけ自分は削られます。
肉体の面積が減った分、確実に自分の世界との接する部分は減ります。
質量が大きなものは、重力を発生させます。重さとは、力でもあります。
色々だらしなく蓄えたものの中にも、宿っている自分らしさは、一概に否定できるものではありません。
デブの時、やせた時の自分を味わったたまゆらさんは、最後に
卑怯な手を使ってもやせさせるに至った思いに、思わず笑みがこぼれます。
みんな、大好きなんですね。
どうしようもないことを、ちょっと卑怯な手を使いながらも、大切なことを見つける素敵が、たっぷりと詰まっておりました。
それにしても、ダイエットして痩せるという内容だったり、同性にキスされたりと、
偶然の一致ですが、ものすごく思い出を刺激します、
ダイエットして癌じゃないかと心配され、飲み会で男にディープキスをかまされた私の精神を抉りに来ているとしか思えないこの物語。
トラウマをお持ちの方は、閲覧注意です。
確実に面白いです。
明日も、私、小説、読む。
でも寝る前に、
体型の改善のために腕立てと背筋だけやって寝よう(はよ寝ろ)。
ギリギリ崖の上を行くように生きていきたい。
いらないなにも捨ててしまおう。
これ以上は怒られそうなのでやめます。
すごいおやすみなさいで締めます。
ウルトラおやすみなソウッ!
ハイッ!←一度怒られろ。
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