赤毛のマイヨールと白いリモコンの冒険 瀬夏ジュン様

 ついに来ましたね元々の相互様から。


 見つけられたからには、逃れられると思わないことですね(悪役か)。


 長編かなと言いましたが、あれは嘘です←石投げチャンス。


 赤毛のマイヨールと白いリモコンの冒険 瀬夏ジュン様


 https://kakuyomu.jp/works/1177354054884202097


 リモコン視点で展開されるとは思わなかったです。


 見た目って大事かどうかという普遍的なテーマと思いきや、SF的な事情によることだとは。


 重厚な世界観としっかりとした文体なのですが、内容的にはとても読みやすくスラスラと進みます。


 料理を食べて、悩みを解消するために特訓をし、そしてやってみたなりの結果を出す。


 そして、はじめに気にしていた事柄よりも、本当に大切な何かについて気づく。


 王道とも、基本とも言える流れ。


 実はとても難しく、実はとても素晴らしい。


 当たり前のことを、当たり前に行えることの尊さ。


 毎日は危うい尊さで出来ているのです。


 そして最後にレシピを載せるのはとても卑怯です。


 思わず食べたくなるじゃないですか!


 物語を読んでお腹が空いたら、おいしい赤ワインリゾットを楽しみに。


 SF小説を読んでいたと思ったらスポ根小説で、料理のレシピもついてきた。


 もう何を言っているか自分でもわからないですが、一粒で味わえる複数の味に、舌鼓を打ちましょう。




 さあ今まで触れませんでしたが、言いたくても言えなかったことをやっと言いますよ!


 この物語……




 プラネット33のスピンオフじゃねえかい!




 作者様の本格SF小説、『プラネット33』の後日談でスピンオフです。


 そちらの物語を紹介してしまうのはここの趣旨としては違いますので詳しくは言えませんが、おもしろかったです。


 わかる人にしわからないという最大の欠点。


 俺、かあちゃんの奴隷じゃないっつーの

 というセリフもジャイアンが言っているとわからなければ、児童虐待ととられかねないセリフです(たとえ)。


 本編ではああだったのに、スピンオフになったら微笑ましくてまあ、なんて感想も、知っているから書けるのです。




 知らない方用の感想と致しまして、一場面を切り取っている魅せ方は素敵ですが、物語の振り幅は小さめな気がします。


 テーマの内容からいくと、適切な大きさだと言えるとは思うので、壮大な物語が好きな方には少々物足りないという感想を抱かれるかもしれません。




 物語って、一期一会なことが多いです。特にネット小説では。


 触れ合って手を取り合った物語のキャラクターとまた出会えたことの感動を久しぶりに味わいました。


 級友に出会えた、むず痒くわずかに揺れる歓喜。


 その感情を思い起こさせて頂き、ありがとうございました。






 この作業が終わったら、俺小説を書くんだ……(禁断症状)。


 小説を二日書かないだけで、なんだか落ち着かないです(病気)。


 今日はがんばって更新するんだ。


 小説を読むストレスを小説を書くことで発散する。


 これをエンドレスストーリーと言います。





 嘘です。

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