応援コメント

焰獄のオートマタ 秋桜かをす様」への応援コメント

  • Voice11月号のコラムで読んだのですが。
    AIには「死」がない。ゆえに「死への恐怖」からくる「情緒」がなく、いくら分刻みに俳句を作れたとしても、その中から最良のものを「選ぶ」ことができないらしいのです。
    論理の始まりは仮説からなりますが、その仮説を取り上げる「情緒力」に誤りがあるのでAIは大したことはない、と。
    一方で日本には大した情緒力を持ち合わせたロボットを産んだ文化があります。手塚治虫先生の手になるアトムです。
    『アトム・ザ・ビギニング』でA106(主人公のロボット)がロボット同士の大会で半壊になりながらもオーナーに命令されて戦い続けることを余儀なくされ、独白を敵である軍事ロボットに送ります。
    「ボクのオーナーは戦えと言っている。君のオーナーは破壊せよと言っている。ボクはこんなところでたった一人で壊れていくのか……」って相手のロボットにメールしてて、受け取ったほうが
    「おまえの言うことはくだらない。くだらなさすぎて……」って機能停止(壊れた)してしまうんです。くだらないんじゃなくて、A106のロボットとしての「哀しみ」が伝わったんじゃないかって。このアトムとストーリーを作った日本人なら、まだまだ日本を滅ぼしはしないとわたくしは思いました。

    長くなりました。すみません。

    作者からの返信

    死への恐怖を感じるためには、生の喜びを感じることが一つの条件なのかな、と漠然と感じます。

    何かしらの意味を自分で見つけていける効率さ度外視の行動って、ココロと呼ばれるものに起因するのかなと思います。

    アトムザビギニングですか。

    この物語を紡げるココロこそ、我々が誇るべきものなのかもしれませんね。

    ステキなお話を教えていただき、ありがとうございます。


  • 編集済

    ご紹介並びにご感想、ありがとうございました!

    ごめんなさい、まずは謝罪です。
    仰る通り、伏線を置いたり世界観を広げている最中でございます。
    設定集の如く設定を並べてはつまらないのでエピソードに絡めているのですが、なかなか難しいですね…

    カノンはきっと心の答えを出してくれるので、楽しみにしていただければ。

    38万文字、頑張ってくださいね!
    (ある意味私ののカロリー少なくてよかった)

    作者からの返信

    今後の広がりと、SFにとっての究極に近いテーマに対する秋桜様の答えを、楽しみにしております。

    ぶっちゃけ4万字くらいでありがたかったです(本音)。