Masai’sAgain
夜通しウンバボで盛り上がった翌日。
とうとうお別れの日が来てしまった。
「ソロソロ、ワタシ、カエル」
「ウオォォオーン!」
皆泣いて引き留めてくれる。
私も辛い。
でも帰らなければいけない。
私は酋長に自分の着てた紫のエプロンを渡した。
「ヤッパリ、オマエ、オサ」
コレをやるから我慢しろと付け加えて着せた。
「オォー!ウンバボー!」
すると全員槍を掲げて雄叫びを上げる。
「マタ、クル!ジャッ!」
私はビシッと敬礼してマサイ達が見送る中、村を後にした。
「うおおおおぉーんっ!」
大声で泣きながら振り向かずダッシュする。
また、また絶対来るからな!
忘れるなよ皆!
マサイズアゲイン!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます