Masai’sAgain


夜通しウンバボで盛り上がった翌日。


とうとうお別れの日が来てしまった。


「ソロソロ、ワタシ、カエル」


「ウオォォオーン!」


皆泣いて引き留めてくれる。


私も辛い。


でも帰らなければいけない。


私は酋長に自分の着てた紫のエプロンを渡した。


「ヤッパリ、オマエ、オサ」


コレをやるから我慢しろと付け加えて着せた。


「オォー!ウンバボー!」


すると全員槍を掲げて雄叫びを上げる。


「マタ、クル!ジャッ!」


私はビシッと敬礼してマサイ達が見送る中、村を後にした。


「うおおおおぉーんっ!」


大声で泣きながら振り向かずダッシュする。


また、また絶対来るからな!


忘れるなよ皆!


マサイズアゲイン!


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