百合物が辛い

どうも、またです。また書いてます。

いい加減にしろって言われそうですがまた書きました。


タイトルで勘違いされそうだけど、読む方は平気です。

っていうか結構読みます。百合物の雰囲気系は割と楽しめる口です。


でも書こうとすると書けないんですよね。

どうやったらあの甘ったるい空気とか、独特の空気感とか出せるのか。

前にも書きましたが恋愛物は基本、本人達の駆け引きの様な物が売りだと思います。

同性同士だと、特にその辺りの雰囲気大事だと思うんですよね。


空想の物語である以上、妄想を詰め込めばいいのでしょうが・・・。

残念ながら読んでて良いなーと思う事はあっても、こうあってほしいという感じが無いせいか詰め込む妄想が無いんですよね。


百合物が好きで読む事は無く、読んで気に入ったのが百合ものだった。

読む側にいる時はそういうパターンなので、百合を前提とした話、っていう観点が持てていないのかもしれません。

ただ女同士の恋愛で良いなら書ける気もするんですが、そこに百合独特の何かを入れろとなると、何やったらいいのか。


空気感って大事ですよね、ほんと。

百合の場合男同士よりも視覚的に綺麗に見える部分も有って、好む人が多く居るのかもしれません。その辺りの美麗さを見せる描写っていうのも多いですよね。

まあ創作ならば男同士でも、耐性が無さ過ぎする人以外は見れると思いますけど。


自身は同性愛自体は別に何とも思っていないんですよね。

そういう形もあるだろう、と思っています。

とはいえそれを良いなとも悪いなとも思わないので、その辺りが原因なんですかね。

百合物なんかは特に、好きな人が好きで書いてるジャンルな感じがするので。

だからこそ、読者も同じように楽しめるのでしょう。


そういう観点だと自身は百合物を楽しんでいるというよりも、その作品の世界観や空気を楽しんでいる、という方向で読んでいるのかもしれません。

そうなると百合の良さっていうものは、自分には理解できていないのでしょうね。


そしておそらくこのジャンルは何よりも、妄想やご都合主義を詰め込む事を恐れない必要が有ると思っています。

いやいや、その流れはねーわ。という流れをあえて無視しないと駄目なジャンルかなと。

勿論どのジャンルにも言える事ですけど、同性愛物は本当に経験者が書くならともかく、そうでない人間の書くものは結局妄想の塊ですから。


書いてる途中で正気に戻らず、妄想を垂れ流し詰め込んでしまえる胆力が居ると思います。

ま、そういう意味では厨二病が一番そういうジャンルですけどね。


因みに百合も一度書こうとした事は有るんですよ。

結局何か良く解らない物になったんですけどね。


以前同性愛物で短編を書いた時もクレイジーサイコホモが出来上がったし、自分は同性愛物自体が向いていないのかもしれない・・・。

なんであのサイコホモ出来ちゃったんだろ。自身の脳内が怖い。


そんな訳で「百合もの!」と思って書くと手が進まなくなるんですよね。

そういうの考えず、ただ女性同士が好き合った話になった、という結果なら行けるんですが。

思考の切り替え次第なのでしょうが、根本的に物語の視点の置き方に失敗している気がするので、やはりそれは百合ものでは無いのでしょう。


段々読んでる時でも百合って何なのか解らなくなってきたゾ・・・。

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