第21話 介護老人保健施設との契約
すでに午前中、おかんは病院生活から、老健での生活に切り替わりました。
本人どう思っているのかと、考えつつ、仕事を終え、施設へと向かいました。
高速道路を利用し、40分ほどで到着しました。
担当者から、まず等施設のケアーマネージャーさんですと、紹介されました。
そして、この入所契約について説明が始まりました。
「協議の結果ですが、最初ショートステイからスタートさせてもらいます、そして一か月、問題無ければそのまま長期入所に自動的に切り替えします」ということです。
さらに、「契約もそれぞれ別のものになるので2通の契約書に署名、捺印をお願いします」とのこと。
また、ショートステイは、先ほど紹介頂いた、ケアーマネージャーさんとの契約になるのだそうで、長期入所は、施設との直接契約というふうなルールなんだそうです。
取り敢えず説明のままに署名、捺印していきました。
契約者であるおかん、そして保証人の私とさらに妻と三者を、何回も繰り返し記入し、しまいにおかんの名前か、自分の名前か、分からない様になりながら、何とか出来上がりました。
再々通えないので、衣類はリースとしました。
この辺は実費になりますが、手間を考えるとやむを得ません。
手がしびれ、目がチカチカしながら最後に、おかんの荷物を確認してと言うことで、おかんの部屋へ行きました。
要らない物は一旦引き上げます。
おかんがきにいっている、膝かけは出して渡しました。
やはり、本人は何でこんな遠いとこ連れてきたんやという感じで、機嫌がわるそうです。
「ここはリハビリしてくれるとこで、もっと動けるようになったら、家にかえれるから」というと「まあそれもええかもなあ」といって、ちょっと落ち着いたところで、「また来るからな」と言ってこの日は引き上げました。
帰り道、妻とやれやれやなあと言いながら、腹も減ったので、久々に帰り道の、「回転寿司行こか」と言って、寿司を食べました。
これがやたらと、美味かったのをよく覚えております。
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