神気燃焼ヴァイタリティ

遠い遠い未来からやってきた

世界が滅亡して、どうしようもない未来から

膨大なエネルギーと反骨精神と脊髄反射で

過去を制圧してやると誓ってやってきた

望んだのは未来

消えてしまうのは自分

それでもいいと思ったのは

写真でしか見たことのない人を見たせいで

次の次の次のと永遠が変わったとして

もしかしたら僕らの熱量が太陽熱より低いとしても

逢えたのは嬉しかったので

次の次の次の僕たちがやり直したとしても

消えることに後悔はしないので

どうか世界にさよならを

世界とさよならをしない為に

最初で最後の僕らの神気燃焼ヴァイタリティ

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