運命は破滅

手に入れたものが絶対だと

見せて魅せて笑う

君が笑う世界ならば

いくらでも剣を振り血を浴びよう

私の声が聞こえる度に

笑う君が見える

侵略だって奪い返す

決して侵されはしない

塔の上の君に捧ぐ

多くの首に倒れた奴隷

誇り高き愚者たちよ

私の運命は一つ

高く高くそびえる塔

その上に立つ貴方の為

故郷が火の海になろうとも

私が奪い返すから

君の命さえも奪ってみせるから

だからあとで私も行こう

一点突破の早馬で

高笑う、あの傲慢の首を君に君に

体に無数の剣や槍、鎧を砕き肉を抉り

それでも私の剣に刺さる絶望を見て笑う

醜い笑みを浮かべてても

私の目には君の笑顔だけ

笑顔だけ

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