泣きそうな日

夢に見るほどの理不尽を

毎日おしつけられれば

次の夢では希望をと

床を出れずにうずくまる


一片の良心を掻き集め

毎日どだいの上でバランスとり

どうにかこうにか倒れぬように

だから遠くを見て落ち着けと願ってた


息がうまくできなくなってきたころ

囁きが「どちらがさき?」と聞いてくる

どっちを選んでも救わないのに

遅かった? 気づいてた?

いや問題を先延ばしにして

面倒をタンスに押し込んでいたのだ


だから甘くとろけるミルクティーが

今でも好きだ


さっきのどちらが先かという話だけれども

進む道さえ見えないのに何を言う

投石した先なんぞ闇色の一色で


そのうちミルクティーの味さえ

分からなくなるさ

その時は迷惑がかからないようにするから

いや、そうさせてくれ

誰かの手を煩わせるというのは

自尊心が許さないし、その姿は

とてもとても醜くて

醜くて


ああ、早くあの醜い奴らいなくならないかな

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