第143話 帰宅の途 (15)
だって昨晩異世界から帰ってきたばかりの妻と。昨晩に俺が両手を併せ拝み、頼み込んで押し倒した……ではなくて……。
俺の彼女への一目惚れ愛と誠意が伝わり妻になってくれたエヴァは新妻さまで。もう一人の妻であるレヴィアにしても十年近く連れ添った古女房というよりも?
俺自身に過去の記憶がないので新妻さまと代わらないのだ。
だから俺自身も未だ余り妻達二人に甘え味わい深々と堪能していないのだよ。
まあ、そういったわけで。俺自身も新婚さま達と変わらないので。家の神々しくて凛とした妻達二人をおじさんの邪な目で舐めるように見て欲しくはないので。
「いいや~。減るって~、おじさんが見たら~。頼むからおじさん~。家の妻二人を邪な想いと目で見ないでくれる、お願いだから~」と。
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