第129話 帰宅の途 (1)

「ほら食べろ~、上島の母ちゃん達二人~」


 エヴァ達家族は、販売時間の方も無事終わり。商品や販売台の片づけ……。


 そちらの方の只今を持って、我が家の自動車と言う名の乗り物に商品や販売台も無事載せ終わり。後は広島と言う名の街へ帰宅をするのみなのですが。


 エヴァの大事な旦那さまが、面白い物があるから購入をしてきてくれると。


 だからエヴァとレヴィアタンの二人に、我が家が先程まで販売をしていた場所で待つようにと告げて、五味の市の店内へと慌てて入っていったので。えヴぁとレヴィアタンの二人は、また見慣れぬ異世界日本の景色を興味津々に見ていると。隣で販売をしていたちくわの御主人が、エヴァとレヴィアタンの二人に、自身が販売をされていた『ちくわ』を食べるようにと、手渡しをしてくれたのだが。こんな長くて太い物を無料で頂くのは、エヴァ自身も忍び難いので。


「いいのですか~? ちくわの御主人~?」


 と訊ね。レヴィアタンはちくわの御主人に。



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