第114話 魔王と勇者は、日本で初の販売をしたかも?(16)
まあ、昨日からあれだけ我が家の殿にエヴァが甘えてくれば、男なら誰でも自分に『ホの字』であると思うだろうし。エヴァも儂と一緒で殿が始めてだから、尚更安堵しているのだと思う。我が家の殿は……。
まあ、少しばかり話しが飛んでしまったが。
まあ、我が家の勇者が、これ程商い向きな、笑みを浮かべることのできる可愛い女子(おなご)だとは思わなかった。
だから儂もエヴァに見習ってお客様達に笑みを浮かべなくてはいかんと思うのだが。
エヴァのように若い姫の時ならいざ知らず。
亜ノ国の女王を男勝りで長く続けたから、中々笑みを浮かべる事ができぬから少々困っているのだが。
まあ、ここだけの話しなのだが、儂は殿が住んで居る屋敷に戻れば、元居た世界に戻り。自身の本業である女王に戻らぬといかぬから。
こちらの世界の商いは、エヴァに任せようと思っているのだ。
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