第113話 魔王と勇者は、日本で初の販売をしたかも?(15)
だってのぅ~?
「いらっしゃいませ~。お客さま~」
エヴァの奴はこんな感じで、声色のトーンを甘え声へと変えて、只ひたすら笑みを浮かべる。
それも自身の首を少しばかり傾けた状態で微笑むから、殿方からの評判はすこぶるいいのだよ。
「姉ちゃん、可愛いの~」
「やっぱり、金髪が一番じゃ~」
「オジサンさんはええのぅ~。こんなべっぴんさんの嫁さんを毎日抱けて泣かすことができるけぇ~」
「そうでしょ~、そうでしょ~。上島さんの嫁さんはべっぴんさんでしょう~?」
う~ん、何か良く解らんのだが?
我が家の殿の知人である赤穂のおにいさんと呼ばれている殿方は。どうやらエヴァの事がお気に入りみたいじゃなぁ~。
何か事あれば、エヴァに話しかけているようじゃから。
まあ、そんな様子を我が家の殿は、苦笑いをしながら凝視しているようじゃなぁ~。
まあ、知人なので、叱ることもできぬということなのだろうか?
というよりも? エヴァのことを信頼しているみたいだ。
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