恋愛話
ご飯食べ終わって昼休憩。
シュンがソウヤに素朴な疑問をぶつけた。
「ソウヤ君は彼女とかいいひんの?」
「いないけど。そういうシュンはどうなんだよ?」
「いいひんよ?」
「意外だな、モテそうなのに」
「そんな事ないで?ソウヤ君のがモテそうやのに」
2人で話しているとリョウタロウが割り込んできた。
「ソウヤもシュンも俺のだろ?」
「なんでやねん!」
「なんでだよ!」
リョウタロウの一言に2人揃って突っ込む。
「ってか、リョウタロウ君は黙ってればなー」
「そこなんだよ…」
「それ程でも」
「「褒めてねぇ!!」」
頭をかいて照れるリョウタロウにまた2人して同時に突っ込んだ。
「えー、父さんは俺と結婚したいって言ってくれるんだけどなー?」
「あの人は論外だ」
「うわぁ…リョウタロウ君はお父さん似なんやね…」
リョウタロウ父の性格を分かっているソウヤと今知ってあからさまに引くシュン。
「何のこと?ところで何の話してたんだっけ?」
「「はぁ…」」
「もうええわ…」
「だな…」
恋愛話を諦めた2人だった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます