第3話 某月某日のレポート①
邪神に関する記述。
接触した邪神は、クトゥルフの末裔である模様。
家族構成は、父、母、双子の妹と彼女を含めて五人家族(父親がクトゥルフで母親はただの人間であると本人が語る)。
旧支配者は現在、地球上に二体残っているようだ。
なお、彼女の行動から解るように、現存する旧支配者達の末裔は、殆ど力を失っていると推測できる。
また、旧支配者達は友好関係にあるようで、直ちに地球規模での危機は無いと思われる。
何かとイレギュラーな存在である『ニャルラトホテプ』が心配ではあるが、御津門学園は地脈的に神話生物が集まりやすい環境であり、下手に動き回るよりは接触できる可能性が高いだろう。
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