試合に出場出来る選手について
※解説は間違っている可能性があります。あらかじめ、ご了承ください。
●試合に出られるのは25人まで
プロ野球では、1軍に登録出来る選手は28人(2019年からは29人)だが、実際に試合に出られるのは25人までである。
この最大25人を「ベンチ入りメンバー」と呼ぶ。ベンチ入りメンバーに選ばれる事は「ベンチ入り」や「ベンチ登録」などと言う。
(高校野球の全国大会の場合、ベンチ入りは18人まで)
ベンチ入りメンバーとして登録されていない選手は、ベンチにいたとしても、試合に出る事は出来ない。
基本的に、先発ピッチャー3人をベンチ入りから外す。先発ピッチャーがベンチ入りから外れる事を「上がり」と言う。
プロ野球では先発ピッチャーを6人用意するのが一般的。
(先発登板するのが1人、ベンチに入るのが2人、ベンチから外れるのが3人)
※2019年からは先発を4人外す可能性が高い
ベンチ入りする先発要員2人は、試合に出るのは稀。基本的には23人で試合をする事になる。
メジャーリーグの場合は、1チーム25人(※)で、その25人がベンチ入りメンバーとなる。
※ダブルヘッダーの日は、マイナーから1人昇格させて26人になる。ピッチャーを昇格させる事が多い。試合が終われば、すぐにマイナーに落とされる。
※2020年からは1チーム26人になる。ダブルヘッダーの日は27人に。詳しくはコチラ(↓)
https://kakuyomu.jp/works/1177354054884198528/episodes/1177354054889477422
通常、メジャーリーグでは先発を5人用意する。この内の1人が先発して、残りの4人は原則的に休み。
(延長は無制限なので、試合の展開次第では出場する事も)
事実上、プロ野球よりも少ない人数で試合をする事になる。25人ー4人=21人で、プロ野球より2人少ない。
野手の控えは3~4人程度しかいないので、ユーティリティープレーヤー(1人で何役もこなせる野手)が必須。
●ロースター
メジャーリーグの試合に出場出来る選手を「ロースター(ロスター)」と言い、ロースターには「25人枠」と「40人枠」がある。
・40人枠
メジャーリーグの試合に出場可能な40人。
・25人枠
40人枠の内、実際にメジャーリーグの試合に出場する25人。「アクティブロースター」と呼ばれ、最低24人必要。「ベンチ入りメンバー」とほぼ同義。
25人枠に入っていない15人は、普段はマイナーで試合をしている。ケガ人などで空きが出来た時にメジャーに昇格。40人枠に入っていないとメジャーに上がれないので、マイナーの選手などは、まずは40人枠入りを目指す事になる。
※2020年からは25人から26人に枠が拡大する予定。最低25人必要。詳しくはコチラ(↓)
https://kakuyomu.jp/works/1177354054884198528/episodes/1177354054889477422
●セプテンバーコールアップ
メジャーリーグでは、9月(セプテンバー)になるとベンチ入りメンバーが最大で40人になる。
(レギュラーシーズンが終わるまで、1試合に40人を投入可能)
これが「セプテンバーコールアップ」で「ロースター拡大」や「枠の拡大」などとも言う。
※「コールアップ(call up)」は「招集される」とか「お呼びがかかる」とかの意味
ベンチ入り可能な40人は、40人枠に入っている選手。15人がメジャーに昇格可能となるのだが、実際には、メジャーに上がるのは5人くらい。
ベンチに選手が40人もいたら狭いだろうし……。チームによっては、コールアップされるのが1人や2人という事も。
9月になると選手が増えるので、仮設のロッカーを用意したり、若手選手が1つのロッカーをシェアしたりする。
(チームのスタッフも忙しくなるらしい)
日本に移籍する「元メジャーリーガー」には、セプテンバーコールアップで「一時的にメジャーに昇格しただけの選手」も多くいる。
※2020年からは40人から28人に枠が縮小する予定。詳しくはコチラ(↓)
https://kakuyomu.jp/works/1177354054884198528/episodes/1177354054889477422
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