14話目 クルセルト3日目

「ぜひ今日だけと言わず毎日来てくれ!」

俺達は『隣の村の畑を手伝う』というクエストに来たのだが、昨日魔法を使えないと受理されないのは畑を手伝うというより雨が長い間降ってなかったので魔法で降らしてほしいと言うことだった。

一つ一つの村は小さく畑を一人で管理しているので井戸から少しずつ運ぶ訳にもいかなかったからこのクエストを発注したらしく俺が水やりから収穫まで魔法でやったら主人に絶賛でそういわれた。

「でも私達は旅の途中ですので・・・」

「そーか残念やわー今日のお金多めにいれとったから」

手渡されたその袋のなかには本当は2000セントだったはずなのに3000セント入っていた。主人にお礼をいってクルセルトの村に帰っていった。

「なあナロ」

「魔界もいいところじゃないのか?魔王を倒すなんてことしなくても・・・・」

「だめだ主人それに魔王を倒すことになってもここら辺の村は魔王城から遠いから被害にはあまりあわんと思うぞ」

「そうゆうことじゃないんだよ。この世界に来たばかりの俺が言えることじゃないけど魔界の人達だって笑うんだよ?いつも人間を殺したいなんて思っている訳じゃないんだだから・・・・」

「主人はこの村、魔界が好きになってしまったのか、ならどうしたいんだ?」

「俺は・・・・・・・・・・・・・」

ナロに言われ黙りこんでしまった。

「私は魔王を倒さなくても解決できる気がするんだけどな~」

「そうだよ!魔界のモンスターだって話が通じるじゃないか分かり合えないこともないと俺は思うよでも・・・やっぱり倒さなきゃダメなのか?」

「主人がそうしたいならそのようにすればいい。我々が望んでいるのは平穏を保てて我々の世界をなくならないようにするならそれでいいんだ。ただし魔王を倒したらそれに似合った叶えてやるといったものたち、いわいる移転者はあと5組いるんだぞ。それでも主人はできるのか?」

「俺達だけではないと思ったけどそんなにいるのか・・・でも頑張るよ魔界と人間界両方が平和になれるように」

「なら私は主人に協力をしよう」

「私もさんせー」


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