4話目 ペアリング

「おめでとう!主人!主人は適性テストに合格し移転者に選ばれた。次に我らの世界に来るときには完全に魔法少女の姿になっているだろう。だが、今魔法少女だけでは魔王を倒せとは言えないのが現状なのでまずペア、主人のサポート?主人がサポートになるのか?まあともかくペアを探してほしいこのなかで質問はあるかな?」

「まずナロ俺はなんで魔王を倒せなんて無茶を言われないといけないんだ?」

「まず我らの世界には魔界と人間界が存在していてここ1000年ぐらいはお互いの領地で平和を保っていたが」

「いたが?」

「魔王に跡継ぎができてな。魔王は普段死んでしまうと魔界が滅びてしまうからそんな真似はしないのだが、跡継ぎができたことによって活動が活発化してしまってそこで主人に魔王を倒してほしいんだよ」

「そんなこと俺には出来ないと思うのだけど」

「それについてはまあがんばってくれ。

主人にまた会うのはペア見つけてからだな

それではまた会おう」

ナロが喋り終わるとまた光が俺を包んだだが今度は心地よい光で俺がテストに合格したのを称えるような優しい光だった。


「・・・主人聞こえるか?・・・」

俺は自分の世界に戻ってきた。見慣れた部屋

、いつもの自分の身体があった。しかしそこにはナロがいた・・・

「え?ナロ???なんでそこにいるんだ?」

「てへっ、来ちゃった☆」

舌を出して可愛いポーズをとっているがそんなんじゃ許されない

「いやいや来ちゃった☆じゃねーよなんでくんだよ」

「私は大事なことをいい忘れていたからついでに来た。それは・・・」

「それは?」

「ペアがわからんだろふつーに」

「あっそれは忘れてた」

「それで私が来たわけだ。このペンダントをかけとけペアが近くにいるとなんかしらの変化があるぞ」

「これ招待状と一緒に送られてきたやつじゃんけっこうきれいだな」

ナロにもらったペンダントをかけると突然ペンダントが光だした。

「ナロこれであってんのか?」

「そんなのんきにしてる場合ではない!はやくいくぞ主人!」

外に出るのはいつぶりだろうかそんな余韻にひたろうと思ったがそんな余裕もなかった。

ふと横をみると俺と同じいや少し違う剣のシルエットのキーホルダーが光っていた

「おまえかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」





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