「公女」第一部終了時点 主要キャラ一覧(簡易)その①

※第二部開始前に、ここで一旦キャラ紹介をば。

※あくまでも、簡易です。時間の関係上、更新は当分ありませぬ。あしからず。

※多少のネタバレを含みます。














アレン:『剣姫の頭脳』

本編主人公。17歳。背は主要キャラの中では高い方。とにかく優しくて謙虚。身内に甘々。王立学校入学前は今よりも多少自信家だった。まぁその自信は、入学試験でリディヤを見てあっさり雲散霧消。四年間、リディヤに首根っこを摑まれ様々な難事件に遭遇。多くの怪物や英雄達と悪戦、苦戦、死戦を繰り返し(※アレン談。外から見ればそうでもない)ますます達観。孤児で今の両親に拾われた過去を持ち、子供時代は狼族のコミュニティから排他され、王立学校入学後は、貴族達から散々嫌がらせも受けている。とにかく苦労人。で、あの性格なのだから……凄い。ハワード、リンスター公爵家の王都における物品売買の元締めに座らされ、神様に抗議中。昔から大魔法を調べていたものの、第一部終了時点では、ティナとリディヤの為に目的が変化している。

王立学校、大学校共に飛び級+次席卒業。一般平民では史上初。とても出来る子なのだけれど、その出自から、家柄重視の貴族達からは嫌悪されている。ただし、同じくらい、目をかけられてもいる。

魔法は全属性を中級まで。上級も一通り魔法式は書けるし、極致も『火焔鳥』『氷雪狼』も書ける。おそらく、王国内において魔法制御技術は屈指。他者と魔力を繋げることが出来、その際は相手の魔力も使える。リディヤ、ティナと繋げた場合、短期戦闘ならば大陸でも屈指。一部時点で、繋げた事があるのは三人。リディヤとの繋がりが一番濃い。全対応型。どんな局面でもどうにかする。ただし、突き詰めた相手にはやや苦戦。


ティナ・ハワード:『ハワードの忌み子』

本編ヒロイン。薄く青みがかった白金(氷属性ぽい色)の肩までの髪。胸が残念。白色が好き。13歳。王国四大公爵の一角『ハワード家』の次女。公女殿下。王位継承権選外。

公爵家直系にも関わらず、アレンに出会うまで魔法を一切使えず、貴族社会では有名だった。まだまだ、幼いものの、学問は既にアレンから『王国の至宝』とまで言われるレベル。植物、作物研究によってハワード家の食物自給率と財政状況を相当良化させている。この子もまた怪物なのですよ?

昔からアレンに憧れていたが、彼から『魔法』を貰ったことでその想いは完全に確立。本気で彼の隣を狙っている。一部終了時点では、全然ですが……こ、これからだから! まだ、13歳だからっ!

王立学校には首席合格。が、アレンと同じじゃないことに愕然。かといって、成績を落としたら彼に嫌われるかもしれない、と思って前期試験でも首席をキープ。エリーとは幼馴染兼親友。リィネは初めて出来た友達。何だかんだ仲良し。ステラのことは慕っています(最近、警戒してる)。

魔法は氷中心。極致魔法も今ではかなり使いこなすように。魔力量は作中キャラ中、最大級。他の魔法も一通り初級までは使えるようになっています。大魔法『氷鶴』を体内に宿し、一部終了時点では、氷魔法を使うと右手に薄っすらと華の紋章が浮かぶように。典型的な後衛。


エリー・ウォーカー:『ティナの専属メイド』

ブロンドの髪。基本的にはメイド服。14歳。スタイルがいい。ハワード家を支えるウォーカー家の跡取り娘。おっちょこちょいのドジっ子メイドさん。けれど、きちんと頑張れる子。アレンに対しては甘え気味。案外と強かなので、web版でもこれから出し抜くシーンがあるかも。

アレンをして「強くなる」と言わしめる程の才を持ち、彼の戦闘スタイルと似通っています(なので、アレンは彼女に甘かったり)。魔法の静粛性に優れ、作中において彼女より上の存在はかなり少ないです。前期試験では、じわりじわりとトップ勢に迫っていたり。

魔法は、炎・水・土・風・闇。中級魔法までを一通り。一部終了時点では、風の上級魔法も取得済みだったり。光は雷は苦手。前衛も出来る中衛。


リィネ・リンスター:『小剣姫』

13歳。赤髪。髪はティナと同じくらい。一見綺麗な髪だが、実は癖毛。油断してるとはねる。辛うじてティナに胸で勝っている(ウェストで負けている。誤差レベル)王国四大公爵『リンスター家』次女。リディヤの妹。公女殿下。王位継承権、選外。

あの姉からすると常識人。リディヤもアレンも大好き。密に、アレンの隣に立ってみたいと思ってもいる。

王立学校次席入学。アレンに教えてもらえていたら、ぶっちぎりで首席。ただし、次席入学は彼と同じなので、嬉しくもある。姉譲りの剣技と炎魔法を持つ才媛。ティナのことはアレンをかすめ取った泥棒兼好敵手兼初めて出来た同年代の友達だったり。エリーとは比較的良好な関係。

魔法は炎中心。『火焔鳥』も使えるがまだまだ。剣技は既に現役近衛騎士の上席レベル。典型的な前衛。


カレン:『アレンの義妹』

15歳。銀髪(灰色寄り)耳が隠れる位。狼の獣人。耳と尻尾持ち。

現王立学校生徒会副会長(このままいくと、首席卒業。この兄妹凄いな!)。なお、獣人が就任するのは史上初の快挙。やや、ぼんやりとしたところもある親友であるステラを良く補佐している切れ者。怜悧な一面も覗かせるが、アレンの前ではデレデレ。お兄ちゃん大好きっ子。アレンが初めて魔法を繋いだ相手でもある。アレンが、留守にしていた時は彼の部屋で寝ていた(書いてないですが、そのことに気付いたリディヤとのバトルとかもあったり、なかったり)。

リディヤとは、時に敵だったり、味方だったり。義姉と認める気は更々ない模様。ティナ達は可愛い後輩だけれど、やっぱりアレンを渡す気はなし。ステラ、フェリシアは親友。だけど(略)

実は、ここまで戦った描写がない(笑)。ヒロイン達の中ではリディヤの次に強いです。アレンが背中を預けられるレベル。魔法は雷主体。前衛です。


ステラ・ハワード:『次期ハワード公爵』

15歳。薄く青みがかった白金の長髪。スタイル良し。ハワード家長女。ティナの姉。公女殿下。王位継承権下位。

現王立学校生徒会会長(成績ではカレンの方が上)。とにかく、真面目+努力家+責任感が強く、何がなんでもハワード家を継ぐつもりで、半ば家出。当初こそ、劣等生だったものの、今では優等生に転じたある意味で意思が強い子。だけど、それが裏目に出た結果、思い悩んでもいた。アレンと出会ったことで少しずつ変化中。

魔法は氷中心。未だ極致魔法は使えず。腰に剣と短杖を下げている。実は、アレン以外で唯一の全対応型。


フェリシア・フォス:『未来の大商人』

15歳。栗色の耳が隠れるくらいの髪。仕事をする時は眼鏡っ子。背、スタイル普通。新興の商家、フォス商会の娘兼実質的な経営者。

カレン、ステラの親友。おそらく、全ヒロイン中、最も大人かもしれない。自分のことを自分で決めきる勇気と行動力を併せ持つ。なお、作者のお気に入りで、外伝を書きたくてうずうず……。アレンに誘われたことを切っ掛けに、あっさりと王立学校を辞め、ハワード、リンスター合同の商社へ。親からは勘当されたものの、本人は動じず。肝が据わっている。

他のヒロイン達が、アレンの隣を目指しているとしたら、彼女が目指しているのは一歩後ろ。だけど。何時でも抱き着ける位置。ナンバーワンではなくオンリーワン。賢い。

魔法は苦手だった模様。戦闘はしません。恋の戦いもしません。攪乱はします。


リディヤ・リンスター:『剣姫』

17歳。輝くような赤髪。スタイルがいい。背はアレンより少しだけ低い(抜かれたその日の晩は、祝杯を挙げた。彼より背が高くなるのが嫌で、ヒールも履かない)完全無欠なモデル体型。華奢。美人。リンスター家長女。我が儘御嬢様。ある意味でラスボス。しかも、鬼畜ゲーの。公女殿下。王位継承権上位。

アレンの相方。現時点で唯一、隣にいる権利を持っている女の子。アレンに対してはあんな感じだけれども、他の男に対する態度は極寒。王立学校に入学前までは、初級魔法しか使えなかった。諸々あり、彼と魔力を繋ぎ、今では挨拶代わりに『火焔鳥』を投げてくる。最近では、アンナに投げても大丈夫かな? と考え違いをし始めていたり。

ティナより早くアレンに出会ったもう一人の『忌み子』。彼女にとって、彼こそが『光』。閉じていた世界から救い出してくれた唯一の人。自分を彼の『剣』であると、自己規定して恥じず、むしろ誇っている。独占欲極めて強し。けど、余り出し過ぎると嫌われるかもしれないので、言えない。あれでも言ってない。全キャラ中最もアレンに依存度が高め。彼の下宿先に泊まりに行って、彼のご飯を食べて、ワインを飲んで、一緒に寝るのが好き。寝間着は彼のシャツ。総じて言えば……御主人様はアレンなのですよ。アレンもリディヤには基本甘い。彼と引き離されるくらいなら、亡命も辞さず。二人で水都へ行きたい模様。

実戦で使うのは『火焔鳥』が中心。と言うか、その一発で大概終わる。相手が立っていると歓喜。戦闘狂の気があるのは自覚。剣を抜けたら浮き浮き。リンスターに伝わる『真朱』を継承。実はこれ、リンスター公爵が持つべき代物。まぁ仕方ない。何せリディヤだから。この四年、本気で戦闘したのは、黒竜、吸血鬼の真祖、四翼の悪魔、勇者、近衛騎士団団長(剣技のみ)だけ。アレンと組んでいる限り、短期決戦において作中半ば無敵。自分の魔力を渡すことにも躊躇がないので、アレンが了承した場合、極致魔法(※しかも強化されている)を乱射しつつ、『紅剣』を振るってくる。一部終盤にて大魔法『炎麟』を自分の身に封じた。国の為……じゃ勿論なく、アレンがもっともっと構ってくれると予想+ティナへの対抗措置。策士。

はたして、ティナ達はこの子を乗り越え、アレンの隣で日向ぼっこが出来るのか!? 

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