クロスオーバーパーティー

永遠の中級者

2017 Halloween night

少女たちのハロウィン

気が付くとそこは見知らぬ街だった。


「あれ、みんなは?」


ソラノ・アオは友人と歩いていたはずなのだが、ちょっと瞬きをした途端、世界は塗り替わっていた。

空中都市ではなく、大地はどこまでも広がり、見上げると空には何も浮かんでなく、あったはずの太陽は姿を隠し、星が輝いていた。

周囲には知っている者はおらず、その場所は夜の闇に負けない程に光に溢れ活気にも溢れた不思議な街だった。


「で…何処ここ?」


アオは訳が分からなかったが、とりあえず街を歩いてみることにした。

街の様子を見てみると家屋はどこか古いレンガ造りのものが多く、道路はあまり整理されておらず、アオの居た空中都市とは違うのだが、どこか御伽噺の世界のようで、温かみを感じた。


時間が分からないとはいえ夜と言うことは分かるのだが、あちらこちらに小さな子どもの姿が目撃できる。そしてその一人一人が変わった格好をしていた。


「仮装?」


その子どもたちは小さな籠を持って家を廻り、家主からお菓子を貰っていた。

その光景は昔に行われたというハロウィンイベントそのものだった。

そう思うと街のあちこちにカボチャ型のランタンなどのイベント感を醸し出す装飾があるのが分かる。あのカボチャランタンが参加の証明なのだろうか。

お菓子を貰った子どもたちは次の家へと歩き出していった。


うわ、おかしいおかしい。

アオが去って行く子どもたちを見ているとその方向から異様な姿の人物が歩いてきた。

その姿は大きなマントにより全身黒尽くめで、不気味な髑髏の仮面を被り、手には大きな鎌を持っていた。要は死神である。絵に描いたようなガチ死神である。


「なんでさ!?」


思わずアオは叫んでしまった。

一瞬、周りがこちらを見たがすぐに視線はなくなった。

先の死神もこちらを見たが、自分たちに対して言われたとは気付かずに歩き去って行った。

すれ違い様に確認したところ、あの死神も仮装だったようで大鎌も偽物だった。クオリティやばい。


改めて街を見て回っていると、大きな木が中心に聳える広場に辿り着いた。

その木にもイベント用の装飾を施されていて、そこにはでかでかと、

『PUMPKIN FESTIVAL』

と書かれた看板が飾られていた。


「ぱん…ぷきん……かぼちゃ祭り?」


木の根元にはその名の通り、沢山のカボチャが山積みにされていて、その周りを囲むように大人たちが集まっていた。

その中に一人、白い服の少女の姿が見えて、アオはその少女が気になった。

光るような銀髪に白いドレスを着た少女は、驚くことに大人たちに指示を出して場を仕切っていたのだ。

そしてその少女はこちらに気付くと軽く会釈をした後、アオに近寄ってきた。


「こんばんは。観光ですか?」


その少女は、顔立ちは幼いが落ち着いた雰囲気を纏っていて、アオより大人に思えた。

腰には何か煌めく装飾が施された物を差しているようだったが、そこには触れないでおこう。


「え、えっと…そういう感じです。貴方は主催者なんですか?」

「いえ、私も観光みたいなものなんですが、少し助言をしたら成り行きでこうなっちゃいました」

「大変ですね」

「そこまで大変ということではありません。城に居た時とは違って、こういうのも楽しいですから」


城といい、腰に差しているものといい、ただの人ではなさそう。

何処かの貴族というものだろうか? でもそんなものってあったかな?


「そういえば自己紹介がまだでしたね。私は円卓の騎士王、シアリード・アーサーといいます」


貴族かと思ったら、騎士王ときた!

というか王!? 王様!? なんでこんなところで祭りを指揮してるの!?

急に気になることが続々と増えたが、アオは自己紹介をすることにした。


「え、あ、ソラノ・アオです」


声が上擦った。はずかしい…。

そんな時、シアリードの下に小さなカボチャを抱えたメイド服の少女が近寄ってきた。


「…シアリード、これどこに置けばいい?」

「あ、それくらいの大きさのものなら向こうの辺りに集めておいてください」


そう言われ、メイド服の少女は木の下に向かって行った。

アオがその光景を眺めていると、それに気付いたシアリードが説明をしてくれた。


「あの子も私たちと同じなんですが、手伝ってくれるというので小さいカボチャを運んでもらっているんです」

「なぜメイド服…」

「あの服ですか?あれは元から来ていたのでよく分かりません」


そんな会話をしていると、カボチャを置いてきた少女が戻ってきた。

シアリードは、ありがとうございます、と言って少女の頭を撫でた。

二人の白銀の髪の少女が並んだ光景はまるで姉妹のようで、どこか儚くそれでいて美しかった。

…とりあえず、拝んでおこう。


「紹介しますね。こちらはソラノ・アオさん、そしてこちらがハクさんです」

「ん…」

「あ、よろしく」


ハクと呼ばれた少女が軽く頭を下げたので、それにつられてアオも頭を下げる。


「そういえば、パンプキンフェスって何するの?カボチャが多いのは分かったけど…」

「皆がカボチャを使って料理を振る舞ったり、工芸品を作ったりするらしいです。ソラノさんも参加なさいますか?」

「ん~…。まぁ料理は食べてみたいかな…」

「では開始まで少し待っていてくださいますか?もうす」


Baaaaaaaaaaaan!!


シアリードがもうすぐなので、と言い終わる前に木の下で何かが突然弾けた。

いやこの場合、弾けたというより飛び出したと言う方が正しいか。

木の下に集められていたカボチャが突如身体が生えて動き出したのだ。

意思の宿ったカボチャたちは好き勝手にあらゆる方向に逃げ回る。


「何これ!?」

「誰かの魔術…? いや…そんな気配は感じなかった…」


会場はパニックになり、大人たちは逃げたカボチャを捕まえようとするが、カボチャたちはそれを拒み、するりと躱していく。


「これどうする…!?」

「お二人は少し下がっていてください」


そう言うとシアリードは腰に差していた武器を抜いた。

それは控え目な装飾の細身の剣だった。

その剣は素人目でも凄いと分かるぐらいの異質感を放っていた。

シアリードはその剣で飛びかかってきたカボチャを真っ二つに斬り払った。

すると、上下に分断されたカボチャはボゥンと爆発し、煙が晴れると元の一つのカボチャに戻っていた。

それを見たシアリードは少し考えた後、叫んだ。


「皆さん!このカボチャたちは撃破することで元に戻るようです。ですので戦える方は手を貸してください!」


その言葉を聞き、大人たちは斧やシャベルを持って立ち向かった。

次々と撃破され始めるカボチャたち。

そんな中、残りのカボチャたちは一つに固まり、大移動を開始する。

その進路には下がっていたアオとハクの姿が。


「危ない!…あぁもう邪魔っ」


シアリードが気付くが、他のカボチャに進行を阻まれ間に合わない。

その時、シアリードの声で大移動に気付いたアオは、咄嗟に履いていたブーツの側面の石を押し込む。

それはスイッチとなっていて、押し込んだことで起動しブーツの側面に埋め込まれた石が輝き出し、水色の光粒子が放出される。

それによりアオの身体は浮き上がり、地面を滑るように移動するとハクを抱えて上空に飛び上がった。飛び上がった後をカボチャの群れが通っていく。

もう少し遅ければカボチャに轢かれるという珍事が起きていたところだった。


「お二人とも大丈夫ですか!?」

「なんとか大丈夫…でも」


地上から呼びかけるシアリードにアオは答える。

だが、障害物がなくなったことでカボチャたちは止まることなく、街中へと消えて行った。

その後、剣を鞘に納めたシアリードがその場にいた者たちを集め、話をした。


「皆さんがご存知なように少々問題が生じました。ですので少し予定を変更させてもらいます。

ですがご安心ください。待っていてくれる方もいらっしゃるのでお祭りは中止しません。お祭りの開始時間を繰り下げ、これより現在起こっている問題の解決に動きます。」


そう言うとシアリードは作戦のために勇士を仕分けた。

アオとハクは安全の為に外されるはずだったが、自分たちから参加する意思をみせた。


「それでは作戦を説明します。これよりチームに分かれてカボチャの撃破と回収を行って下さい。Aチームはここから北を、Bチームは東、Cチームは南、Dチームは西にそれぞれ向かってください」

「カボチャは西に向かって行ったんじゃないのか?」


シアリードの説明に街人の一人が聞き返した。


「こうして話している間にも移動をしているはずです。ですからここからは分かれて行います」

「君はどうするんだ?」

「私はそちらのお二人と一緒に原因を探ります」


お二人というのはアオとハクのことだろう。

原因という言葉に街人が喰いついた。


「原因が分かったのか!?」

「いえ、それはまだ分かってはいません。それをこれから探します」


作戦会議は終わり、皆はそれぞれの方向へと散って行った。

広場に残った三人の少女たちも作戦を始める。


「それでは行きましょうか」

「行くって、当てはあるの?」

「ではまずこの木から調べましょうか」


そう言ってシアリードが見たのは広場に聳える大樹だった。


「調べるってどうやって…」

「ソラノさん、先程の騒動の時に飛んでましたね。また飛べますか?」

「うん、今なら自由に飛べるようになったけど」

「ではお願いします。飛んでこの木に何か変な物や誰かがいないか調べてください」

「え、まぁ、良いけど」


そう言ってアオは再びブーツのスイッチを押し、独特な浮遊感を得る。

そしてアオは浮かび上がり、大樹を外から見たり、時に手を突っ込んだりして調べた。

終いには光粒子を風に変化させて木にぶつけてみたが特に変わったものは出てこなかった。

それどころか、飾りが吹き飛びかけて怒られた。


「何も見つからなかったんだけど」

「では次は…ん? どうしましたハクさん?」


降りてきたアオに次の行動を伝えようとしたシアリードは、ふとどこかを向いているハクに気が付いた。

ハクはその方向を指差す。


「…あっちに何か感じる」

「向こうに何かあるの?」


アオが聞くがそれ以上のことは分からなかった。

そんな中、シアリードは少し考えていた。


「どうするシアリードさん?」

「…そうですね。では、一度それに賭けてみましょう」

「え」


その決定に、アオは止めようかとも思ったが、考えてみると止める理由もそれほどなかった。

…少し不安はあるが。

というわけで三人はハクの勘を頼りに街を歩き出す。

街灯に照らされながら街路を進む。

すると、家の陰からカボチャが飛び出してきた。


「うわっ!」


アオが驚いたと同時にカボチャは爆発し、元に戻っていた。

どうやらシアリードが一瞬で剣を抜いてカボチャを一刀両断したようだ。

元に戻ったカボチャは、その場に置いておくわけにはいかないのでアオが持つことになった。

これ小さめだけど意外と重い…。

そんな時―――三人の視界に陰から陰へ、素早く動く人影が映った。


「今、誰か通らなかった!?」

「…多分、今のがそう」

「追いましょう!」


三人は追おうとするがその行く手をカボチャが阻む。

三人はそれぞれ、斬り払ったり、蹴り飛ばしたり、道を開こうとするが、数が多いために戻ったカボチャでかえって道を塞いでしまう。


「これじゃあ追えない」

「ちょっと待ってて!」


アオはブーツを起動して光と共に旋風を巻き起こし、道を塞ぐカボチャを一掃する。

その時に生じた音でその場に街人が集まってくる。


「なんだ今の音は!?」

「あ、其処の方々、ここの片付けをお願いします!私たちは急いでいるので!」

「え? ああ」

「任せとけ」

「お願いします!」


シアリードたちは集まった街人にカボチャの処理を任せ、人影を追う。

急いで追うと、まだそれほど離されてはいなかった。


「ねぇ、この方向って」

「やはり、そう思いますか」


人影は縦横無尽に動き回っているが、その進行方向は徐々に街の中心、大樹の下へと向かって行く。

そして人影は大樹の下に辿り着くと、その場で止まった。

設置されている照明器具の光に照らされ、その姿が露わになっていく。

その姿は黒いマントで全身を覆い、髑髏のマスクを付けた死神だった。


「え!? あの時のガチ死神!?」

「知ってるんですか?」


驚くアオにシアリードが聞く。


「いや知ってるって程じゃないけど、街を見て回ってるときに見かけたの。仮装の感じが浮いてたから覚えてる」


そこで黙っていた死神が声を発する。


「やぁ。ちょっとした余興は楽しんでもらえたかい」


その声は機械を通したような声で、それでいて重い声だった。

そんな相手にシアリードは剣先を向けて問う。


「貴方は何者ですか。何が目的ですか」

「一度に二つか…まぁ、わざわざ探してくれたようだし答えてあげよう。といっても私に名はない。しいて言うならば私は誰かの望み、幻。そうだな…仮にファントムと名乗っておこう」


ファントムと名乗ったそれは答えた。自分の存在を。

だが素直に答えたことで、気になることが一つ生まれた。


「貴方が誰かの望みというのはどういう意味ですか」

「その通りの意味さ。誰かがふと思ったのだろう、どうせ祭りをするならもっと刺激が欲しいと。私は今日を面白可笑しくするために偶然生まれたのさ」


つまりは根っからの愉快犯ということだろうか?


「ならこの一件も貴方の仕業ですか」

「あぁ、といっても思っていたより収束が早かった。刺激としては既に為されただろうが、私としてはまだ物足りない」

「まだ、何か企んでいるのですか」

「そう聞かれると特にないが、せっかく生まれたんだ、このまま終わりというのも味気ない。…ならこういうのはどうだろう」


そう言ってファントムが指を鳴らすと回収したカボチャが再び意思を宿す。

仕組みも分からないそれは、アオからしたらまるで魔法だった。


「またそれ!?」

「味気ないと言ってそれでは芸がないのではなくて?」

「飽きた…」


三人は三者三様の反応を返す。

シアリードに至ってはらしくない挑発である。


「まぁ、そういうな。変化はここからさ」


ファントムの言う通り、カボチャたちに変化が起きた。

カボチャたちは一か所に集まり、積み重なると全体がオレンジの輝きを放つ。

そして次の瞬間、集団は一つとなりカボチャ頭の大きな人形となった。


「いや、大きくなっただけかいっ!」

「まぁ、これぐらいしか出来ないからね!」

「自慢げに言うな!」


ファントムはしてやったみたいな雰囲気でハッハッハ、と笑っている。ほんと何なのこいつ。

その時―――


「たしかに芸がない」


低い声が場に響いた。

その声はシアリードから聞こえたように思えた。

けどシアリードの声質とは違うような?


「どうせですから、私も一つお見せしましょう」


そういうとシアリードは淡い光に包まれる。

その光の中でシアリードのシルエットが大きくなっていく。

髪は短くなり、背丈は伸び、身体そのものを再構築していくように。

そして光が消えたとき、シアリードは凛々しい金髪の男へと変化していた。


「え、え!?誰!?」

「…?」

「ほぅ、これはこれは。どういう手品だい?」


「手品も何も、ただだけだ」


そう言って金髪の男は剣を構える。

変化したのはシアリードだけではなかった。持っていた細身の剣もシアリード?に合わせるかのように装飾は豪華になり刀身が大きくなっていた。


「あのすいません!」

「なんだ」


アオが手を上げて男に言う。


「入れ替わったってどういうことですか、シアリードさんはどうしたんですか!」


最もなことを聞くアオに、男は面倒臭がりながらも一応は答えてくれるようだ。

一応は。


「俺もシアみたいなもんだ。…それより…隙を見せても奇襲をかけたりはしないんだな」


先程から動かずに見ているファントムに対して、男はどこか不服そうに言葉を投げかける。

当のファントムはそれでも眺めている。


「いえいえ。ただ興味が出たから見ていただけさ。ですがまぁお望みならば嗾けるとしよう。

折角なので私を驚かせてみてください」

「その要望に応えられるか分からないが、一瞬で片を付けさせてもらう」


そう言うと、男は地を蹴り、カボチャ人形との距離を詰める。

カボチャ人形はその動きに反応して拳を振り上げる。

だが、その拳は振り下ろされることはなく、男が振り抜いた剣によって切断された。

そして腕が斬り落とされたことで生まれた隙を逃さず、男はカボチャ人形の胴体を斬り裂いた。

周りが倒した、と思った時、ファントムは一人、不敵に笑った。


「爪が甘いよ」


その時、斬り落とされたことで元に戻ったと思っていた大量のカボチャが空に浮かび上がり、男を包むように襲い掛かった。

それを見ていたアオは助けようとブーツのスイッチを押そうとした時、カボチャの山から声が聞こえた。


「王の名の下にその力を示せ、聖王剣!」


眩い光と共に山が弾け飛ぶ。

光を帯びた剣で全てを薙ぎ払ったのだ。

剣が放つ光で道を切り開くと、男は茫然としていたファントムに歩み寄り、その首もとに剣を突き立てる。


「そういえば忘れていた。今日はこう言うのだったな…トリックオアトリート。

…といっても問題を起こした人にはトリック一択ですが」


「ふん…降参だ…大人しく消えるとしよう…」


淡い光と共に男の姿から戻ったシアリードが死神の頭を軽く小突くとファントムの身体は霧となって消えていった。その様子はどこかさっぱりしていた。

最後に残されたのは死神の仮面だけだった。

そしてシアリードが振り返り、アオとハクにこう言った。


「問題も解決したことですし、お祭りを始めましょうか」





「皆さん、この度はお集まりくださりありがとうございます」


シアリードが大樹の下で宣言する。

ファントムが消滅した後、三人は街人を集めて事件の終結を知らせると、急いで会場を整理し、祭りに備えた。

そして、祭りが始まり、シアリードは進行役として、壇上に立っている。

他の者は仮設キッチンで料理を作ったり、簡易テーブルの前に立っている。

アオとハクも用意された席で大人しく聞いている。


「少し予定が変わりましたがこれよりパンプキンフェスティバルを開催します。では皆さんグラスをお持ちください。それでは…乾杯!」


乾杯の掛け声と共に所々でグラスを軽く当て、カチンという音が鳴り響く。

すると、世界は再び塗り替わった。





闇夜とは違い、空は青く澄んでいた。


「あれ…何してたんだっけ?」

「急にどうしたのアオ?ぼーっとして」


隣を歩く幼馴染のシロナが問いかける。


「いや…何か不思議なことがあったような…なんだったっけ?」


アオは記憶を手繰り寄せるがまったく思い出せない。

ただ、なにか特別な出会いがあったような気がする。


「ほんとにどうしたアオ?」

「…帰る?…」

「いやいや帰らない帰らない」


なにか未知の経験したような気がする。


「ま、いっか」


それが何だったのか思い出せないが、いつか思い出せるでしょ。

今は友人たちと遊ぼう。

四人の少女たちは今日も空中都市をゆく。






世界は無数に存在している。

それらは別々の時間空間に存在し、交わることなく並行に存在している。

だが、現象に絶対というものはない。

いつかまた、世界が交わることもあるだろう。

その時は、一体何が起こるのだろうか。




―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

クロスオーバー アオ×ハク×シアリード

『アオイソラノカナタ』より ソラノ・アオ

『転生召喚師の魔造獣』より ハク      (未投稿(執筆時))

『タイトル未定』より シアリード・アーサー (未投稿(執筆時))

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