第192話「SNS誹謗中傷問題 木村花さん追悼」

 木村花さん追悼とはいったものの、プロレスファンであるが、女子はさっぱりなので全然知らないのである。

 とはいえスターダムと言えば、数多くのWWEの人気レスラーを輩出しているので、そこの若手有望株が、たかがテラスハウスごときでつぶされてしまったのは非常に残念でならない。


 もちろん俺はテラスハウスとか、オオカミちゃんとかそういう恋愛ショーに全く興味がないので、コメントしようがないのであるが、恋愛ショーと格闘ショーであるプロレスは同じショーではあるものの全く客層の異なるものであるので、テラスハウスに木村花をだすことが果たして、スターダムの人気の底上げになったかと言われれば甚だ疑問である。


 そもそもああいう恋愛ショーを好むやつはたいがいバカなので、そういう奴こそプロレスを見て八百長とか言い出すし、そのテラスハウスを見て台本があるとか言ったりするのである。

 台本があるに決まってるだろ、バカヤロー。

 生で見せるのが前提でない以上、台本を元に凝った映像作ったほうが面白いに決まってるんだよ。

 

 ましてやツイッターで各演者を叩くような奴は、ものもよく知らない馬鹿に決まってるんだから、そんなん真に受けて、自殺なんかするなよ。頼むから。

 KENTAというプロレスラーを見てほしい、自分のアンチコメントをすべてうまく利用しながら、今ではすっかり人気のヒールレスラーになった。

 あれほどSNSで成り上がるレスラーもなかなかいないだろうが、むしろアンチコメントなんて言うのは糧ですらないのだから、うまく利用しなけらばならない。

 

 そもそもアンチコメントが付くだけでも本当は喜ばなければいけない。


 一番悲しいのは無視である。


 おれも結構アンチコメント覚悟の記事をかいたりするがたいがい無視されてしまう。俺からすれば、アンチコメントはむしろ賞賛よりもありがたい。本当はカクヨムだって応援コメントの「応援」の部分を削ってほしいぐらいだ。

 別に応援なんてされなくていい。


 称賛コメントはたいがいその人の虚の部分で書かれたものであるが、批判コメントは実の部分で書かれてるのである。

 実の部分で書かれたメッセージは実に貴重ではないか。


 そして批判されたくなかったら、テレビなんて出てはいけない。


 ましてやプロレスラーだ。

 プロレスラーは、罵倒されるのも仕事なのである。ネット上で罵倒されて黙って自殺するは一番やってはいけない、さらにあおって罵倒し返す必要がある。

 罵倒されたら罵倒し返す権利は誰にだってある。

 黙ったら負けだ。


 そしてもちろん死んでも負けだ。


 いま、世論は、「テレビに出てる奴だって、人間だから誹謗中傷は良くない」みたいな風潮になっている。

 ふざけるな。

 ましてやマスコミがそれを言い出してる。

 どの口でそれを言うんだ。いろんな人間をつるし上げ、罵倒し続けたのはお前らじゃねぇか。

 まあでもいいんだよマスコミは、本来権力のあるものを罵倒するのが仕事なんだから、だから自らの存在を否定するようなことはするな!


 テレビだろうが、現実だろうが誹謗中傷はなくならない。

 絶対になくならない。

 なんならそれは必要なものだ。


 それがあっていろんなものが洗練されて、そして淘汰されて競争していく。そういうもんだろう。

 こんなこと言うと、馬鹿とか死ねっとか、うざいていうのはどうなんですかとか言ってくるやつがいるが、そもそも考えてほしい。


 SNSで馬鹿とか死ねとかいうやつの意見がまともか?


そんな奴の意見をまともに受ける必要がどこにある?


 おれは、その辺の犬にほえられて、その犬が実は死ねと叫んでるんだとしても何も気にならんがね。


 我らが柴田ヨシトミジョッキーは負けるたびにヨシトミシネーってい言われるが、絶対気にしてないし、言ってる方もネタだとしか思えってないし。

 タイチってレスラーは、出てくるたびに「太一は帰れ」コールを受けているが、俺も言うが悪気なんてないぞ。


 あの日本一つらの皮のあつい女でおなじみの「エロみっともない」のmisono様のSNSなんて罵倒とクソリプにあふれてるがとうとう、芸能界を引退しなかった。いやそもそも気にするならSNSをやるな。気に入らないやつはブロックしろ。


 まあ、今までの意見は個人に対しする思いだから、どうでもいいんだけど。

結論は『メンタル弱いなら、SNSはやめとけ』になるし。

 問題は、政治の動きよ。


 トチ狂った与党の人間が、誹謗中傷を何とかする法案出そうとしてるが、いやいやそりゃあ、筋が違うよ。そんなもん騒ぎに便乗した言論弾圧じゃねぇか。


 コロナ騒ぎで移動の自由を制限し、次は表現の自由の制限ですか。

 憲法はどこ行ったんですかね。


 SNS上の言論とかそもそも規制しちゃならねぇのよ。好き勝手物言いができるってことが大事なんだから。


 そもそもさ、死ねとか殺すって言葉に過剰に反応し過ぎなんだよ。

 ツイッター上の殺人予告とかをまともに受けて警察が動きだす世の中、それをまともに受けてイベント中止するとか、そもそも行き過ぎ。


 どうせやらねーんだから、ほおっておけばいいんだよ。


 罵倒、誹謗中傷を減らそうとするから、価値が上がって威力が増すんであって、増幅させてインフレさせておけばいんだよ。そしたら、罵倒も誹謗中傷も無価値になるから。


 逆の現象は起きているのみんな知っています?


 「いいね」って世の中にあふれ過ぎたじゃん。

 なんにでも「いいね」をつけた結果。「いいね」の価値が大暴落。

 みんな、少し褒められたくらいで何も思わなくなった。

 いいねがついて当たり前。

 むしろついてなかったら批判された位の気持ちになろうとしてる。


 そして逆に中傷は減った。

 その結果、一つの誹謗中傷がとてつもない意味を持つようになった。

 そしてそれを真に受けるやつが出てくる。


 死ね・あほ・ばか・ごみ・カス・クズ・消えろ。


 こんなん、実は意味合いは、「可愛い」「やばい」「www」と大して変わらん意味のないオノマトペに過ぎない。

 あふれさせておけばいいんだよ。そしたら価値なくなる。


 長文になりました、失礼しました。








 




  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る